用語集
視点してん
物語が誰の目を通して語られているかを示す概念。 視点人物の認識・感情が読者に伝わる窓口。
国語
視点(point of view)とは、物語が誰の目を通して語られているかを示す概念のことです。視点となる人物が見たもの・感じたこと・知っていることだけが、読者に伝わる窓口になります。
| 視点が異なると | 起こること |
|---|---|
| 視点人物の内面 | その人の心情だけが直接分かる |
| 視点人物が知らないこと | 読者にも分からない(緊張・誤解が生まれる) |
| 視点が切り替わる | 同じ出来事が別の角度から見える |
たとえば同じ口論の場面でも、Aの視点なら「理不尽に責められた」、Bの視点なら「やむを得ず注意した」と見え方が反転します。「この場面は誰の視点で書かれているか」を意識すると、心情・伏線・皮肉の構造が見えてきます。
試験では 「この場面の視点人物は誰か」が読解の前提になります。語り手と密接に関わる概念で、視点人物の主観に偏りがある可能性も意識して読みましょう。