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数検準1級(実用数学技能検定準1級)は、 高等学校 3年程度 の数学の力をはかる検定です。 出題の中心は 数学III と 数学C の内容で、 数列と極限・各種関数の微分積分・複素数平面・媒介変数や極座標で表される曲線などが問われます。
ポイント: 準1級は 「数III の極限・微分・積分を道具として使いこなせるか」 が中心です。 加えて、 数検は旧課程を踏まえて 行列と一次変換 も出題範囲に含めています(本教材第8章)。
数検は1日で 一次 と 二次 の両方を受け、 それぞれの基準をこえると合格です。
| 区分 | 内容 | 出題の中心 | 合格のめやす |
|---|---|---|---|
| 一次(計算技能) | 計算中心(極限・微積分・複素数の計算など) | 7問程度 | 全体の約 70% |
| 二次(数理技能) | 証明・応用を含む数理的問題 | 選択式を含む | 全体の約 60% |
大事: 合格の基準は級・回によって変わることがあるため、 受検前には必ず公式情報を確認してください。 一次は速く正確な計算、 二次は方針を立てて論述する力が問われます。
| 分野 | おもな内容 |
|---|---|
| 数列と極限 | 漸化式、 数列の極限、 無限級数 |
| 関数と極限 | 分数関数、 無理関数、 合成関数、 逆関数、 関数の極限 |
| 微分法(III) | 各種関数の微分、 増減、 凹凸、 変曲点 |
| 積分法(III) | 置換積分、 部分積分、 面積・体積 |
| いろいろな曲線 | 媒介変数表示、 極座標、 二次曲線 |
| 複素数平面 | 複素数の極形式、 ド・モアブルの定理 |
| 行列(発展) | 行列の演算、 一次変換 ※現行課程外 |
| 統計 | 確率分布、 期待値・分散などの基礎処理 |
| 章 | テーマ |
|---|---|
| 第2章 | 数列と極限(漸化式・無限級数) |
| 第3章 | 関数と極限(分数・無理・合成関数・逆関数) |
| 第4章 | 微分法 III(各種関数の微分・増減・凹凸・変曲点) |
| 第5章 | 積分法 III(置換積分・部分積分・面積・体積) |
| 第6章 | いろいろな曲線(媒介変数・極座標・二次曲線) |
| 第7章 | 複素数平面 |
| 第8章 | 行列の演算と一次変換(発展) |
| 第9章 | 基礎的統計処理 |
| 第10章 | 二次(数理技能)対策・総合(2級範囲を含む) |
ポイント: 数III は 「極限 → 微分 → 積分」 の順に積み上がります。 まず第2・3章で極限の感覚をつかみ、 第4・5章の微積分へ進むと理解がスムーズです。
次章では、 数III の出発点となる 数列と極限(漸化式・無限級数) を学びます。
※ 「数検」「実用数学技能検定」 は公益財団法人日本数学検定協会の登録商標です。 この教材は非公式の学習教材であり、 合格を保証するものではありません。