用語集
史記しき
前漢の司馬遷が編んだ中国最初の正史。全 130 巻。本紀・表・書・世家・列伝の紀伝体で、伝説の黄帝から漢武帝までを記す。
国語
史記は、前漢の歴史家司馬遷が編んだ、中国最初の正史です。全130巻、伝説の黄帝から漢の武帝までの長い歴史を描きます。
| 部 | 内容 |
|---|---|
| 本紀 | 帝王の年代記 |
| 表 | 年表 |
| 書 | 制度・文化 |
| 世家 | 諸侯・名家 |
| 列伝 | 個人の伝記 |
この5部構成のうち、本紀(帝王)と列伝(個人)を中心とする叙述方式が後の正史の模範となり、「紀伝体」と呼ばれます。人物を生き生きと描く列伝は文学的にも高く評価されてきました。高校では「鴻門の会」「四面楚歌」(項羽本紀)や刺客列伝などを学びます。
試験では 史記=司馬遷=中国最初の正史=紀伝体、という基本セットが頻出。本紀・列伝の意味と、編年体(『春秋』など)との違いを問われる。