仮説かせつ
「こうなる はず、 なぜなら…」 と 理由 つき で 立てる 予想。
「こうなる はず、 なぜなら…」 と 理由 つき で 立てる 予想。
「仮説」 は 「こうなるはず、 なぜならこうだから」 と 理由つきで立てる予想 のことです。 4 年生の理科では、 ただ 「こうなりそう」 と思うだけの予想から一歩進んで、 根拠 (今までの学習や生活経験) を言えるようになることが大切です。
| 予想 | 仮説 | |
|---|---|---|
| 中身 | 「こうなりそう」 と思う | 「こうなるはず」 + 理由 |
| 理由 | なくてもよい | かならず言う |
| 例 | 水は体積が変わらなさそう | 水は形がきまっているから変わらないはず |
たとえば 「水を 圧すと体積が変わらないはず、 なぜなら水は形がきまっているから」 のように、 「何が起こるか」 と 「なぜそう思うか」 をセットで言葉にします。
ポイント 仮説 = 予想 + 「なぜなら」。 理由をつけると、 実験で確かめたあとに 「合っていた / ちがっていた」 をきちんとふり返れる。
仮説とは、実験や観察を始める前に「こうなるのではないか」と立てる予想です。中学からは先生に言われるのではなく、自分で根拠とセットで立てるのがポイントです。
| よい仮説 | よくない仮説 |
|---|---|
| 「○○だから△△になるはず」 | 「なんとなく△△だと思う」 |
| 根拠がある | 根拠がない |
| 実験で確かめられる | 確かめようがない |
たとえば「日なたは土が温かいから、日なたの植物のほうが早く育つはず」のように、理由を述べて予想します。検証の結果が仮説とちがっても「失敗」ではなく、新しい発見として考察につなげます。
ポイント 「予想+根拠」の形で書けているかが大切。仮説 → 検証 → 考察 → 結論という探究の流れの出発点になる。
仮説とは、ある事柄を説明するために、仮に立てた考えです。評論を批評的読解するときは、筆者が当然のように前提にしている仮説が本当に正しいかを問います。
| 確かめること | 問い |
|---|---|
| 前提の正しさ | 筆者が前提とする仮説は正しいか |
| 別の仮説 | 別の仮説でも同じ結論になるか |
| 反例 | 仮説に当てはまらない例はないか |
たとえば「本を読まない人は国語力が低い」という主張の裏には、「本だけが国語力を育てる」という仮説があります。この仮説が正しいとは限らず、「本を読まなくても国語力の高い人」という反例を考えれば、前提を疑えます。仮説を見抜き、その妥当性を確かめることが、筆者の言葉をうのみにしない読み方の第一歩です。
試験では 「筆者がどんな前提に立っているか」を問う出題がある。主張の根っこにある「当然そうだ」とされている考え(仮説)を探し出すのがポイント。
hypothesis(仮説)とは、研究開始前に立てる「予想される結論」で、実験・調査で検証可能であることが必須です。統計を使う研究では、対になる 2 つの仮説を立てて検証します。
| 種類 | 主張 | 例 |
|---|---|---|
| 帰無仮説 (null) | 差はない | 学習法による点差はない |
| 対立仮説 (alternative) | 差がある | 学習法で点差が生じる |
統計検定では、まず「差はない」とする帰無仮説を立て、それを棄却できるかを調べます。棄却できれば「差がある(対立仮説)」と結論づけられます。
ポイント 仮説は「検証できる形」でなければなりません。「人は幸せになるべきだ」のような価値判断は検証できないため、科学的仮説にはなりません。