反復はんぷく
同じ言葉を何度もくりかえす表現の工夫。 強調とリズムを出す効果。
同じ言葉を何度もくりかえす表現の工夫。 強調とリズムを出す効果。
反復とは、同じ言葉を何度もくりかえす表現の工夫のことです。「走った、走った、ぼくはずっと走った」「風に負けず、雨に負けず、雪に負けず」などが反復です。
| 効果 | どういうこと |
|---|---|
| 強調 | 大事な言葉を強く印象づける |
| リズム | 読んだときの心地よさを生む |
| 気持ちの高ぶり | わくわく・必死さなどを表す |
たとえば「走った」を 1 回より 3 回くりかえすほうが、走りつづけたつかれや必死さがよく伝わりますね。
ポイント 詩・俳句・物語の 山場 などでよく使われます。自分で物語や作文を書くとき、主人公の強い気持ちを表したいところに反復を入れると、文章がぐっと引き立ちます。
反復は、同じ語や句を繰り返す表現技法です。リズムを生み、主題を強く印象づける効果があります。
| 例 | 繰り返される語 |
|---|---|
| 走れ、走れ、走り続けろ | 走 |
| 歩こう、歩こう、自分の道を | 歩こう |
繰り返すことで、その言葉に込めた思いが読み手・聞き手の心に刻まれます。詩・短歌・自由詩のほか、スピーチでもよく使われ、卒業のスピーチで「歩こう、歩こう、自分の道を」と結ぶように、中3の表現の集大成としても登場します。ただし、単なる重複ではなく、どこで何を繰り返すと効果的かを計算して配置する点が大切です。
ポイント 反復は「同じ言葉をあえて重ねる」技法。効果を問われたら「リズムを生む」「強調する」「印象を残す」と答える。倒置・体言止めと組み合わせると詩の山場を作れる。
反復(反復法、repetition)とは、同じ語句を繰り返す修辞技法のことです。繰り返すことで、強調・リズム・余韻を生みます。
| 効果 | 内容 |
|---|---|
| 強調 | 繰り返された語に注意が集まる |
| リズム | 同じ音や形がリズムを刻む |
| 余韻 | 反復が読後の印象を長く残す |
たとえば「雨が降る。雨が降る。もうずっと、雨が降っている」と繰り返せば、降りやまない雨と、それに重なる沈んだ気分が強く印象づけられます。詩歌や、感情の高まる場面で多用されます。
試験では 「なぜ同じ言葉が繰り返されているか」「どんな効果があるか」が問われます。反復に気づいたら、繰り返された語に込められた感情や、生まれるリズム・余韻まで説明できるようにしましょう。