用語集
省略しょうりゃく
言葉 を あえて 言わずに余白 を 残す 表現技法。 読み手 の 想像 を 引き出し 余情 を 生む。
言葉 を あえて 言わずに余白 を 残す 表現技法。 読み手 の 想像 を 引き出し 余情 を 生む。
省略とは、言葉をあえて言い切らずに途中で止め、余白を残す表現技法です。すべてを語らないことで、かえって読み手の想像をかき立て、余情を生み出します。
| 言い切る | 省略 |
|---|---|
| もし君があのとき来ていたら、結果は違った。 | もし君が、あのとき……。 |
「……」(リーダー)や言いさしの形で、続く言葉を読み手にゆだねます。たとえば「君がいてくれたら、きっと……」とだけ書けば、その先の願いや後悔を読み手が思い描きます。詩歌・物語・手紙などで、感情の高まりや言葉にできない思いを表すときに効果的です。中3では倒置・反復・体言止め・対句とともに、詩歌の代表的な表現技法の一つとして整理します。
試験では 「省略が使われている部分を抜き出せ」「その効果を答えよ」が問われる。効果は「余情・余韻を残す」「読み手の想像を引き出す」と押さえる。
省略 は、 文脈から分かる部分を省く現象で、 反復を避け文を簡潔にします。
| 種類 | 例文 (( ) が省略部) |
|---|---|
| 反復の省略 | I like coffee and (I like) tea. |
| 接続詞後の S + be | When (I was) young, I lived here. |
| 関係代名詞の目的格 | the book (which) I read |
| that 節 の that | I think (that) he is right. |
| to 不定詞の反復 (代不定詞) | I'll go if you want me to (go). |
とくに重要なのが 接続詞 (when / while / if / though 等) の後の 「主語 + be 動詞」 の省略 で、 主節と主語が同じときに起こります (When young = When he was young)。 これは 分詞構文 とも関連する重要ポイントです。
試験では 接続詞 + 形容詞 / 分詞 (While walking, ...) の形で、 省略された主語 + be 動詞を補わせる問題、 代不定詞 (want to の to で止める) が狙われます。