擬人法ぎじんほう
人でないものを人のように表す表現技法。 「月がそっと顔を出した」 等。
人でないものを人のように表す表現技法。 「月がそっと顔を出した」 等。
擬人法とは、人でないものを、人のように表す表現技法のことです。物や自然に、人の動作や気持ちがあるかのように書きます。
| 例 | 人のようにしているところ |
|---|---|
| 月がそっと顔を出した | 月が「顔を出す」 |
| 風が笑う | 風が「笑う」 |
| 花がよろこぶ | 花が「よろこぶ」 |
| 太陽がほほえむ | 太陽が「ほほえむ」 |
たとえば「月がのぼった」より「月がそっと顔を出した」と書くと、月に命があるように感じられ、やさしくあたたかい印象になります。擬人法は、物語や詩を生き生きと、豊かにする表現です。比喩のなかまでもあります。
テストでは 「擬人法が使われている一文をぬき出せ」「どんな効果があるか」が問われます。人でないものに人の動作・気持ちが書かれていれば擬人法です。
擬人法とは、人でないもの(自然・物・抽象的なもの)を、人のように表す比喩の一種です。情景に生き生きとした感じを与え、書き手の心情を映す働きをします。
| 例 | 人のように表したもの |
|---|---|
| 風が泣いている | 風(自然) |
| 花が笑う | 花(植物) |
| 時計が急かす | 時計(物) |
| 海が呼んでいる | 海(自然) |
たとえば「木枯らしがうなる」は風を、「星がささやく」は星を、人の動作で表しています。擬人法を使うと、自然や物がまるで心を持っているかのように感じられ、その場の雰囲気や登場人物の気持ちが伝わりやすくなります。詩歌で特に多く使われ、象徴や心情変化の読み取りともつながります。
試験では 「擬人法が使われている部分を抜き出せ」「その効果を答えよ」が定番。人でないものに人の動作・感情を当てている箇所を探すと見つけやすい。
擬人法(personification)とは、人間でないもの——物・自然・動物・抽象概念——を、人間のように描く修辞技法のことです。比喩の一種に数えられます。
| 擬人化されるもの | 例 |
|---|---|
| 自然 | 風がささやく/太陽が微笑む |
| 物 | 時計が時を告げる |
| 抽象概念 | 不安が胸をしめつける |
人でないものに人間らしい動作や感情を与えることで、情景にいきいきとした印象や親しみを生みます。たとえば「木枯らしが泣いている」と書けば、ただ風が強い以上に、寂しさや悲しみの気分が情景に重なります。
試験では 「ここで用いられている表現技法は何か」「その効果は何か」が問われます。「人でないものを人のように描くことで、どんな感情や雰囲気が生まれているか」まで説明できるようにしましょう。
personification(擬人法)は、無生物・動物・抽象概念を人間のように描写する修辞 技法です。
| 英文例 | 意味 | 擬人化されたもの |
|---|---|---|
| The wind whispered through the trees. | 風が木々の間をささやいた | 風 |
| Time waits for no one. | 時は誰も待たない | 時間 |
| Opportunity knocks once. | 好機は一度だけ扉をたたく | 好機 |
「ささやく」「待つ」「たたく」は本来人間の動作です。それを無生物に与えることで、抽象的なものを生き生きと感じさせます。
ポイント 擬人法は「人でないものに人間の行動・感情を与える」のが定義です。詩・歌詞・スピーチで情景を鮮やかにする効果があります。