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数検すうけん4きゅう

連立れんりつ方程式ほうていしき加減かげんほう代入だいにゅうほう文章ぶんしょうだい

最終さいしゅう確認かくにん:

このしょうまなぶこと

2 つの文字もじをふくむ 2 つのしき同時どうじたすあたいもとめる 連立方程式れんりつほうていしきまなびます。 ちゅう2 の山場やまばのひとつで、 いちでもでもよくます。

  • 加減法かげんほう (しきをたす・ひいて 1 文字もじす)
  • 代入法だいにゅうほう (一方いっぽう代入だいにゅうして 1 文字もじす)
  • 係数けいすうをそろえるかた
  • 連立れんりつ方程式ほうていしき文章ぶんしょうだい (利用りよう)

ポイント: 連立方程式れんりつほうていしき基本きほんは 「まず 1 つの文字もじして、 文字もじ 1 つの方程式ほうていしきにする」 こと。 かた加減法かげんほう代入法だいにゅうほうの 2 とおりです。

1. 加減かげんほう

2 つのしきをたしたりひいたりして、 1 つの文字もじします。

例題れいだい: つぎの連立方程式れんりつほうていしきけ。

{2x+y=8xy=1\begin{cases} 2x + y = 8 \\ x - y = 1 \end{cases}

2 しきをたすと yyえる。

(2x+y)+(xy)=8+1    3x=9    x=3(2x + y) + (x - y) = 8 + 1 \;\Rightarrow\; 3x = 9 \;\Rightarrow\; x = 3

x=3x = 3xy=1x - y = 1代入だいにゅうして 3y=13 - y = 1y=2y = 2

検算けんざん: 2×3+2=82 \times 3 + 2 = 8 (\circ)、 32=13 - 2 = 1 (\circ)。 両方りょうほうつ。 よって x=3, y=2x = 3,\ y = 2

2. 係数けいすうをそろえる加減かげんほう

そのままでは文字もじえないときは、 しきなんばいかして したい文字もじ係数けいすうをそろえます

例題れいだい: つぎの連立方程式れんりつほうていしきけ。

{3x+2y=72x+y=4\begin{cases} 3x + 2y = 7 \\ 2x + y = 4 \end{cases}

下のしきを 2 ばいして yy係数けいすう22 にそろえる。

{3x+2y=74x+2y=8\begin{cases} 3x + 2y = 7 \\ 4x + 2y = 8 \end{cases}

下からうえをひくと yyえる。

(4x+2y)(3x+2y)=87    x=1(4x + 2y) - (3x + 2y) = 8 - 7 \;\Rightarrow\; x = 1

x=1x = 12x+y=42x + y = 4代入だいにゅうして 2+y=42 + y = 4y=2y = 2

検算けんざん: 3×1+2×2=3+4=73 \times 1 + 2 \times 2 = 3 + 4 = 7 (\circ)、 2×1+2=42 \times 1 + 2 = 4 (\circ)。 よって x=1, y=2x = 1,\ y = 2

大事だいじ: しきをひくときは すべてのこう符号ふごう注意ちゅういします。 (4x+2y)(3x+2y)(4x + 2y) - (3x + 2y) では、 2y2y=02y - 2y = 0えるのが目的もくてきです。

3. 代入だいにゅうほう

一方いっぽうしきを 「y=y =」 や 「x=x =」 のかたちにして、 もう一方いっぽう代入だいにゅうします。 片方かたほうがすでにこのかたちちかいとき便利べんりです。

例題れいだい: つぎの連立方程式れんりつほうていしきけ。

{y=2x13x+y=9\begin{cases} y = 2x - 1 \\ 3x + y = 9 \end{cases}

上のしきした代入だいにゅうする。

3x+(2x1)=9    5x1=9    5x=10    x=23x + (2x - 1) = 9 \;\Rightarrow\; 5x - 1 = 9 \;\Rightarrow\; 5x = 10 \;\Rightarrow\; x = 2

x=2x = 2y=2x1y = 2x - 1代入だいにゅうして y=41=3y = 4 - 1 = 3

検算けんざん: y=2×21=3y = 2 \times 2 - 1 = 3 (\circ)、 3×2+3=93 \times 2 + 3 = 9 (\circ)。 よって x=2, y=3x = 2,\ y = 3

ポイント: 代入法だいにゅうほうでは、 代入だいにゅうするしきカッコでくくって かられます。 3x+(2x1)3x + (2x - 1) のように。 カッコをわすれると符号ふごうをまちがえます。

4. 連立れんりつ方程式ほうていしき文章ぶんしょうだい (利用りよう)

2 つのわからないりょうx, yx,\ y とおき、 関係かんけいを 2 つのしきにします。

例題れいだい: りんご 1 とみかん 1 うと 180180円、 りんご 2 とみかん 3 うと 440440円である。 りんご 1 、 みかん 1 のねだんをそれぞれもとめよ。

りんご 1 xx円、 みかん 1 yy円とおく。

{x+y=1802x+3y=440\begin{cases} x + y = 180 \\ 2x + 3y = 440 \end{cases}

上のしきを 2 ばいすると 2x+2y=3602x + 2y = 360。 これをしたしきからひくと、

(2x+3y)(2x+2y)=440360    y=80(2x + 3y) - (2x + 2y) = 440 - 360 \;\Rightarrow\; y = 80

y=80y = 80x+y=180x + y = 180代入だいにゅうして x=100x = 100

検算けんざん: 100+80=180100 + 80 = 180 (\circ)、 2×100+3×80=200+240=4402 \times 100 + 3 \times 80 = 200 + 240 = 440 (\circ)。 りんご 100100円、 みかん 8080円。

大事だいじ: 文章ぶんしょうだいでは 「なにx, yx,\ y とおいたか」 をはっきりきます。 もとめた答えこたえがねだんならせいかず個数こすうなら整数せいすうになるかもたしかめましょう。

どうわれるか

  • いちでは 「{2x+3y=12xy=1\begin{cases} 2x + 3y = 12 \\ x - y = 1 \end{cases}け」 のように、 加減法かげんほう代入法だいにゅうほう計算けいさん頻出ひんしゅつ
  • では 「代金だいきん個数こすう」 「はやさ・道のりみちのり」 「割合わりあい」 などの文章ぶんしょうだいで、 連立れんりつ方程式ほうていしきててながれがわれます。

よくまちがえるところ

連立方程式れんりつほうていしきのミスは、 ほとんどが すときの符号ふごう最後さいごのひと手間てまあつまります。

まちがいれいなおかた
代入法だいにゅうほうでカッコをつけずに代入だいにゅう符号ふごうとすy = 2x - 1 を 3x + y = 9 にれて 3x + 2x - 1 とくつもりが 3x + 2x + 1 になる代入だいにゅうするしきはカッコでくくって 3x + (2x - 1) と
ひきさんのとき右辺うへんわすれる(4x + 2y) - (3x + 2y) = 8 として左辺さへんだけ左辺さへんどうし、 右辺うへんどうしを同時どうじく (8 - 7 = 1)
係数けいすうをそろえるとき一部いちぶこうだけばいする2x + y = 4 を 2 ばいして 4x + 2y = 4 とする右辺うへんもふくめて全部ぜんぶこうを 2 ばいする (4x + 2y = 8)
1 つの文字もじだけもとめてわるx = 3 をしたところで答えこたえにするもう一方いっぽうしき代入だいにゅうして y もし、 2 つそろえてこたえる

いちばんおおいのは 代入法だいにゅうほうのカッコ です。 代入だいにゅうするしきが y = 2x - 1 のように 2 つ以上いじょうこうをもつとき、 3x + y の y の場所ばしょにはそのしきまるごとはいります。 かならず 3x + (2x - 1) とカッコをつけてから、 カッコをはずしましょう。 とくにがわ代入だいにゅうするとき (たとえば x - y にれるとき) は、 なか符号ふごうがすべて反対はんたいになります。

加減かげんほう手順てじゅん

順番じゅんばんやることれい (3x + 2y = 7、 2x + y = 4)
1したい文字もじめるy をすとめる
2その文字もじ係数けいすうをそろえる (しき全体ぜんたいなんばいかする)したしきを 2 ばいして 4x + 2y = 8
3係数けいすう符号ふごうおなじならひく、 反対はんたいならたすどちらも +2y なのでひく
4左辺さへんどうし・右辺うへんどうしを計算けいさんして 1 文字もじ方程式ほうていしきにするx = 1
5もとめたあたいをもとのどちらかのしき代入だいにゅうする2 + y = 4 より y = 2
6両方りょうほうしきれてつかたしかめる3 + 4 = 7、 2 + 2 = 4 で成立せいりつ

ポイント: 手順てじゅん 6 の確認かくにんもとの 2 つのしき両方りょうほうおこないます。 片方かたほうだけだと、 途中とちゅうしきばいしたときのミスにづけません。

自分じぶんでチェック

  • 加減法かげんほうしたい文字もじ係数けいすうをそろえられる
  • しきなんばいかするとき、 右辺うへんもふくめて全部ぜんぶこうばいにできる
  • 代入法だいにゅうほう代入だいにゅうするしきをカッコでくくれる
  • もとめた x, y をもとの 2 しき両方りょうほうれてたしかめられる
  • 文章ぶんしょうだいなにを x、 なにを y とおいたかをける

まとめ

  • 連立方程式れんりつほうていしき1 つの文字もじ のが基本きほん
  • 加減法かげんほう: 係数けいすうをそろえてたす・ひく (符号ふごう注意ちゅうい)
  • 代入法だいにゅうほう: 一方いっぽう代入だいにゅう (カッコをつけて)
  • 文章ぶんしょうだいx, yx,\ y をはっきりおき、 2 つの関係かんけいしきにする

しょうでは、 グラフの単元たんげん 一次関数いちじかんすうまなびます。

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