用語集
荘園しょうえん
貴族・大寺社 の 私有地。 不輸・不入権 を 得 て 中世 まで 続 いた。
社会
荘園は、貴族や大寺社の私有地です。墾田永年私財法をきっかけに広がり、税や役人の立ち入りをのがれる特権を得て、中世社会の経済の土台となりました。
| 特権 | 内容 |
|---|---|
| 不輸の権 | 国へ税を納めなくてよい |
| 不入の権 | 国の役人の立ち入りを拒める |
地方で土地を開発した有力者(開発領主)が、税をのがれるために中央の有力な貴族や寺社へ土地を寄進し、その保護を受けるしくみ(寄進地系荘園)が主流になりました。たとえば開発領主は名目上の所有を中央貴族に譲るかわりに、現地の管理権と税の免除を確保しました。こうして国家が直接支配する公領(国の土地)と荘園が並び立つようになります。
試験では 「不輸・不入の権」の意味と、寄進地系荘園のしくみ(なぜ中央貴族に寄進するのか)が問われる。