用語集
竹取物語たけとりものがたり
9 世紀末 ~ 10 世紀初頭成立 と さ れる 日本最古 の 作り 物語。 かぐや 姫 の 物語。
国語
竹取物語は、九世紀末〜十世紀初頭に成立したとされる、日本最古の作り物語です(作者未詳)。竹取の翁が竹の中から見つけた光る姫(かぐや姫)が、五人の貴公子や帝の求婚を退け、月へ帰っていく物語です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成立 | 九世紀末〜十世紀初頭 |
| 作者 | 未詳 |
| ジャンル | 作り物語(虚構) |
| 文学史上の評価 | 『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖(おや)」と記される |
五人の貴公子に出された難題(「蓬莱の玉の枝」など)は、それぞれ叶わず失敗に終わり、後半で月への昇天が描かれます。求婚・難題・昇天(羽衣)という諸要素を統合した構成が特徴です。
ポイント 『源氏物語』に「物語の祖」と位置づけられた点が文学史で頻出です。作り物語の出発点であり、ここから歌物語と並んで物語文学が発展していく流れを押さえておきましょう。