変性とは、タンパク質が加熱・酸・アルコール・重金属イオンなどで立体構造(高次構造)をこわされ、固まって本来の機能(酵素活性など)を失う現象です。
| 原因 | 身近な例 |
|---|---|
| 加熱 | ゆで卵が固まる |
| 酸 | 牛乳が酢でかたまる |
| アルコール | 消毒(細菌のタンパク質を変性) |
立体構造を保っていた弱い結びつき(水素結合など)が切れて形がくずれます。ただしペプチド結合そのものは切れず、アミノ酸の並び(一次構造)は保たれます。多くの場合、変性は元に戻りません(不可逆)。
注意 変性と加水分解は別物。変性は立体構造がくずれるだけ(ペプチド結合は切れない)、加水分解はペプチド結合自体が切れてアミノ酸に分かれる。混同しやすい。