用語集
奥の細道おくのほそみち
松尾芭蕉 の 江戸期俳諧紀行。 平泉 で 詠 ん だ 「夏草 や 兵 ど も が 夢 の 跡」 が 名句。
国語
奥の細道は、松尾芭蕉が元禄2年(1689年)に江戸から東北・北陸を巡り大垣まで旅した俳諧紀行です(著作権切れ)。散文と俳句を交互に配する独特の形式で、芭蕉文学の集大成とされます。
| 場面 | 名句 |
|---|---|
| 冒頭 | 月日は百代の過客にして… |
| 平泉 | 夏草や兵どもが夢の跡 |
| 立石寺 | 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 |
冒頭の一節は李白の文を踏まえ、人生を旅と捉える世界観を示します。平泉では、かつて栄えた奥州藤原氏の旧跡に立ち、「夏草や兵どもが夢の跡」と詠みました。今は夏草が生い茂るばかりの跡に、かつての武将たちの栄華の名残を重ね、時の移ろいへの感慨を表した名句です。
ポイント 作者は松尾芭蕉、形式は俳諧紀行(散文+俳句)。平泉の「夏草や…」は栄華の無常を詠んだ代表句として、季語(夏草=夏)とあわせて押さえる。