春暁(しゅんぎょう)とは、唐の詩人・孟浩然(もうこうねん)の漢詩です。1句が5字で、全部で4句20字の「五言絶句(ごごんぜっく)」という形です。春の朝の心地よさをよんだ名詩です。
| 句(白文) | 意味 |
|---|---|
| 春眠不覚暁 | 春のねむりは心地よく、夜明けに気づかない |
| 処処聞啼鳥 | あちこちで鳥の鳴く声が聞こえる |
| 夜来風雨声 | 昨夜は風や雨の音がした |
| 花落知多少 | 花はどれほど散っただろうか |
春の朝、ねむりが心地よくてなかなか目が覚めない、という気持ちを、だれもが感じたことがあるように描いています。短い言葉で春のやわらかな情景を伝える点が見事です。
ポイント 「春暁=孟浩然・春の朝」と覚える。1句5字で4句の形を「五言絶句」ということもあわせて押さえましょう。