用語集
紀行きこう
旅 の 記録 を つづっ た 文学。 松尾芭蕉 『奥 の 細道』 が 代表作 (江戸期、 PD)。
国語
紀行とは、旅の記録をつづった文学です。訪れた場所・出会った人・出来事を順に記し、そこで感じたことや詩歌を添える形式をとります。
日本文学では松尾芭蕉『奥の細道』(江戸期、著作権切れ)が代表で、次のような特徴があります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 散文と俳句が交互に並ぶ |
| 内容 | 旅の道中の風景・人・感慨 |
| 世界観 | 人生そのものを旅と捉える |
冒頭「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」(月日は永遠の旅人であり、過ぎゆく年もまた旅人である)は、中国の李白の文を踏まえた名句で、人の一生を旅と重ねる世界観を示しています。旅先で詠んだ句が、その土地の情景とともに記されるのが紀行の味わいです。
ポイント 紀行は「旅の記録+詩歌」。日本の代表は芭蕉『奥の細道』で、散文と俳句が交互に並ぶ形式が問われやすい。冒頭の一節は暗唱できるようにしておくとよい。