偏差とは、個々のデータ値 と平均値 の差、すなわち のことです。
| データ(平均) | 偏差 |
|---|---|
| 合計 |
偏差はその値が平均からどれだけ離れているかを表します。注目すべきは、偏差をそのまま全部足すと必ず になることです。だから散らばりを表すには、偏差を 2 乗して平均する(=分散)必要があります。
たとえば 4 人のテストが 60、70、80、90 点なら平均は 75 点で、偏差はそれぞれ 、、、 です。この 4 つを足すとちょうど になり、偏差のままでは散らばりを表せないことが数で確かめられます。
ポイント 偏差の和が 0 になるのは平均の定義そのもの。だから「ばらつき」を測るには符号を消す(2 乗する)工夫がいる、という流れが分散へつながる。