平家物語へいけものがたり
鎌倉時代の軍記物語。 平家一族の栄華と滅亡を描く。 冒頭「祇園精舎の鐘の声」 が有名。
鎌倉時代の軍記物語。 平家一族の栄華と滅亡を描く。 冒頭「祇園精舎の鐘の声」 が有名。
平家物語は、鎌倉時代に成立した軍記物語です。作者ははっきりしていません。平家一族のはなやかな栄え(栄華)と、源平の戦いでの滅びを描いています。
| 場面 | 内容 |
|---|---|
| はじめ | 平家の栄華(権力をにぎる) |
| なか | 源氏との戦い(源平合戦) |
| おわり | 平家の滅亡(はかなさ) |
冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は、日本文学でも屈指の名文として知られます。栄えたものもいつかはおとろえるという諸行無常の思いが、物語全体を流れています。この物語は、琵琶法師という人々がふしをつけて語り、全国に広めました。
ポイント 平家物語のテーマは諸行無常。「栄えるものも必ずおとろえる」というはかなさが、冒頭の名文に表れています。
平家物語は、平家(平氏)の栄華と没落を描いた軍記物語です。鎌倉時代に成立し、作者は未詳です。冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は中2で必ず暗唱する名文で、作品全体を貫く無常観を端的に表しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 軍記物語 |
| 主題 | 平家の栄華と没落・無常観 |
| 成立 | 鎌倉時代 |
| 語りの担い手 | 琵琶法師(語り本) |
平家物語は盲目の琵琶法師によって琵琶の伴奏で語り広められ(語り本)、七五調のリズムが心地よく耳に残ります。著作権が切れているため引用は自由です。
ポイント 冒頭の「祇園精舎…」は暗唱の定番。「諸行無常」「盛者必衰」という無常観のキーワードと結びつけて覚えると、内容理解の問題にも対応できます。
平家物語は、十三世紀前半(鎌倉前期)に成立したとされる軍記物語の代表作です(作者未詳)。平清盛を中心とする平氏一門の栄華と、源平の戦いによる滅亡を、仏教的な無常観を基調に描きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成立 | 十三世紀前半 |
| ジャンル | 軍記物語 |
| 文体 | 和漢混淆文 |
| 伝承 | 琵琶法師による語り(平曲) |
冒頭「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす」は、無常観を象徴する名文として暗唱・出題の定番です。
ポイント 『方丈記』とともに中世の無常観を代表する作品です。冒頭の「祇園精舎」は『方丈記』の「行く川の流れ」と並ぶ頻出の暗唱箇所。盲目の琵琶法師が語り広めた「語り物」である点も、書かれた物語との違いとして押さえましょう。