古体詩は、近体詩の厳格な規則が成立する以前からある、形式の自由な漢詩です。「古詩」とも呼ばれ、古詩・楽府(がふ)などを含みます。
| 区分 | 種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 古体詩 | 古詩・楽府 | 句数・字数・平仄が比較的自由 |
| 近体詩 | 絶句・律詩・排律 | 句数・字数・押韻・平仄が厳格 |
近体詩のように句数や平仄に細かいきまりがなく、長短も自由で、押韻も比較的ゆるやかです。「古詩十九首」や、民間の歌に由来する「楽府」が代表で、おおらかで素朴な調べが特徴です。唐代以降も、規則にしばられない表現を求めて古体詩は作られ続けました。
試験では 「古体詩=規則のゆるい自由な詩/近体詩=規則の厳格な詩」という対比が要点。古詩・楽府が古体詩に属すること、近体詩との違い(句数・平仄の自由さ)を押さえる。