平仄(ひょうそく)は、漢字の声調(音の高低)を「平声」と「仄声」に分け、近体詩で交互に配置する規則です。
| 種類 | 内容 | 記号 |
|---|---|---|
| 平声(ひょうしょう) | 平らな声調 | ○ |
| 仄声(そくせい) | 上声・去声・入声の総称 | ● |
平(○)と仄(●)を句のなかで交互に並べることで、朗誦したときのリズムが生まれます。平仄・押韻・対句が近体詩の三大規則です。日本人が漢詩を作るときに最も難しい部分とされ、高校では規則の概略を理解しておくのが目標です。
たとえば絶句では、第一句と第二句は平仄を反対に並べ、第二句と第三句は同じ型を重ねる、という決まりがあります。この上げ下げのくり返しが、声に出したときの調子を生み出します。
試験では 「近体詩の三大規則(押韻・対句・平仄)」の一つとして問われることが多い。平声・仄声の区別と、声調を交互に配する点を押さえる。