近体詩は、唐代に形式が確立した、規則の厳格な漢詩です。「今体詩」とも書きます。句数・字数・押韻・平仄・対句に細かいきまりがあるのが特徴です。
| 種類 | 句数 | 1句の字数 |
|---|---|---|
| 絶句 | 4句 | 五言(5字)/七言(7字) |
| 律詩 | 8句 | 五言(5字)/七言(7字) |
| 排律 | 10句以上 | 五言が中心 |
唐代より前の、形式の比較的自由な詩を古体詩と呼ぶのに対し、近体詩は字数・句数がきちんと定まり、偶数句末で韻を踏み(押韻)、声調を交互に配し(平仄)、律詩では中間の二聯を対句にする、といった規則を守ります。高校で学ぶ唐詩の多くがこの近体詩です。
試験では 「近体詩=唐代確立・規則が厳格」を、古体詩(自由)との対比で押さえる。絶句(4句)・律詩(8句)・排律が近体詩に含まれること、押韻・平仄・対句の規則が問われる。