五言絶句(ごごんぜっく)とは、1句が5字で、全部で4句20字でできた漢詩の形のことです。中国の唐(とう)の時代に完成した、漢詩の代表的な形の一つです。
| 漢詩の形 | 1句の字数 | 句の数 | 全体の字数 |
|---|---|---|---|
| 五言絶句 | 5字 | 4句 | 20字 |
| 七言絶句 | 7字 | 4句 | 28字 |
| 五言律詩 | 5字 | 8句 | 40字 |
たとえば孟浩然(もうこうねん)の春暁や、李白(りはく)の静夜思は、どちらも五言絶句です。短い20字の中に、春の朝の心地よさや、故郷を思う気持ちがこめられています。少ない言葉で深い情景を表すのが、五言絶句の魅力です。
ポイント 「五言=1句5字」「絶句=4句」と分けて覚えると分かりやすい。春暁・静夜思が五言絶句の代表だと押さえておきましょう。