返り点とは、漢文(中国の古典の文章)を日本語の順に読むために、読む順番を入れかえるしるしのことです。漢字の左下に小さく書きます。
| 返り点 | はたらき |
|---|---|
| レ点 | すぐ上の一字に返って読む |
| 一・二点 | 二字以上をへだてて、一 → 二 の順に返って読む |
たとえば「習レ之」は、レ点があるので「之(これ)」を先に読み、「之を習ふ」と返って読みます。中国語と日本語では言葉の並ぶ順がちがうので、返り点で順番を入れかえるのです。送りがなとあわせて使い、漢文を日本語の順に読むことを訓読といいます。
テストでは 「返り点にしたがって読む順番を答えよ」が出ます。レ点はすぐ上へ、一二点は一から二への順、と覚えると、漢文を正しい順で読めます。
返り点とは、漢文の訓読で、漢字を読む順序を示す記号です。漢字の左下に小さく付け、下の字から上の字へ返って読むことを表します。中3で学ぶのは主に次の3種です。
| 返り点 | 働き | 例 |
|---|---|---|
| レ点 | すぐ上の一字へ返る | 学レ之 → 之を学ぶ |
| 一二点 | 二字以上離れて返る | 望二山月一 → 山月を望む |
| 上下点 | 一二点の外側でさらに返る | 可二以為一レ師 |
原則は、内側(読む順が先)から外側へ向かって大きい返り点を重ねることです。レ点でひとつ返り、もっと離れた字へは一二点、その一二点をまたいでさらに返るときは上下点、という順に使い分けます。書き下し文を作るときも、この返り点の指示どおりに語順を組み替えます。
試験では 「返り点に従って読む順序を番号で示せ」「白文に返り点を付けよ」が定番。レ点=すぐ上へ一字、一二点=離れた字へ、と基本の二つを確実にしておく。
返り点は、下の字から上の字へ返って読むことを示す記号で、漢字の左下に小さく書きます。種類によって「どれだけ離れた字へ返るか」が決まっており、内側から外側へ向かって大きい返り点を重ねるのが原則です。
| 返り点 | 働き | 順序 |
|---|---|---|
| レ点 | すぐ上の1字へ返る | — |
| 一二点 | 2字以上離れて返る | 一→二→三 |
| 上下点 | 一二点の外側でさらに返る | 上→中→下 |
| 甲乙点 | 上下点のさらに外側 | 甲→乙→丙 |
| 天地点 | 甲乙点のさらに外側 | 天→地→人 |
たとえば「不レ知」は「知らず」、「学二詩書一」は「詩書を学ぶ」と読みます。一二点で完結した句をさらにまたいで返るときに上下点を使う、という入れ子の関係を押さえます。
ポイント 返り点は「近い順=小さい順」。レ点(1字)→一二点(数字)→上下点→甲乙点→天地点の順に守備範囲が広がる。同じ字にレ点と一二点を重ねたものが一レ点。