用語集
枕詞まくらことば
特定の語を修飾する決まった言葉。 「ちはやぶる」 → 神等。
特定の語を修飾する決まった言葉。 「ちはやぶる」 → 神等。
枕詞(まくらことば)とは、特定の言葉の前に決まってつく、かざりの言葉です。ふつう5音で、意味よりもリズムや余韻(よいん)をそえる働きをします。万葉集の時代からある古い技法です。
| 枕詞 | かかる言葉 |
|---|---|
| ちはやぶる | 神 |
| あしびきの | 山 |
| ひさかたの | 光・空・天 |
| たらちねの | 母 |
| あかねさす | 日・紫 |
たとえば「ちはやぶる」とくれば必ず「神」が続く、というように、決まった組み合わせになっています。それ自体に強い意味はなく、歌に古めかしい調子や余韻を与えるためのものです。
テストでは 「この枕詞はどんな言葉にかかるか」と問われます。表の組み合わせを覚えておくと答えやすくなります。
枕詞とは、和歌で特定の言葉を導くために前に置く、ふつう五音の飾り言葉です。それ自体は深い意味を持たず、ふつう現代語訳もしません。決まった語を導く慣用的な言葉です。
| 枕詞 | 導く語 |
|---|---|
| ちはやぶる | 神 |
| あしひきの | 山 |
| たらちねの | 母 |
| ひさかたの | 光・天 |
たとえば「ちはやぶる神代も聞かず…」の「ちはやぶる」は「神」を導く枕詞です。和歌のリズムを整え、格調を高めるはたらきがあります。よく似た技法に、七音以上で後の言葉を導く序詞がありますが、枕詞は五音で決まった語を導く点がちがいます。
試験では 「次の枕詞が導く語を答えよ」が定番です。「ちはやぶる=神」「あしひきの=山」「たらちねの=母」など、代表的な対応を暗記しておきましょう。
枕詞は、特定の語を導くためにその上に置く五音(まれに四音)の修辞語で、訳さないのが原則です。万葉集で多用され、古今集以降は慣用句として形式化しました。
| 枕詞 | 導く語 |
|---|---|
| あしひきの | 山 |
| ひさかたの | 光・天・月 |
| たらちねの | 母 |
| ちはやぶる | 神 |
| ぬばたまの | 夜・黒 |
| くさまくら | 旅 |
たとえば「ちはやぶる神代も聞かず」では、「ちはやぶる」が「神」を導く枕詞で、それ自体は訳しません。
試験では 「枕詞を抜き出せ」「枕詞が導く語を答えよ」という設問が定番です。決まった組み合わせ(枕詞→被修飾語)を暗記しておくことと、原則として現代語訳に表さない点を押さえるのが得点の鍵です。