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政治・経済

国際こくさい経済けいざい比較ひかく優位ゆうい貿易ぼうえき為替かわせ

最終確認日:

このしょうまなぶこと

くにくにのあいだで貿易ぼうえきとう活発かっぱつおこなわれるのが 「国際経済こくさいけいざい」 です。 ひとつのくにだけでは必要ひつようなものをすべつくれないので、 くに同士どうし得意とくいぶん分業ぶんぎょうし、 貿易ぼうえき交換こうかんいます。

  • リカードりかーど比較生産費説ひかくせいさんひせつ国際こくさい分業ぶんぎょう利益りえき
  • 自由貿易じゆうぼうえき保護貿易ほごぼうえきたいりつ
  • WTOEPAFTATPPいき経済けいざい統合とうごう
  • 為替レートかわせれーと (固定こてい変動へんどう) と円高えんだか円安えんやす
  • 国際収支こくさいしゅうし仕組しくみと日ほん現状げんじょう

ポイント: グローバルは 「安価あんか商品しょうひん活発かっぱつ文化ぶんか交流こうりゅう」 というえきと、 「国内こくない産業さんぎょう空洞くうどう感染かんせんしょう瞬時しゅんじ拡散かくさん」 という課題かだい同時どうじにもたらすりょうめんせいがあります。

1. 比較生産費説ひかくせいさんひせつ (リカード)

絶対ぜったいゆう」 と 「比較ひかくゆう」 のちが

英国えいこく経済けいざい学者がくしゃリカードりかーど (David Ricardo, 1772-1823) は、 各国かっこくが 「相対そうたいてき得意とくいぶん」 に特化とっかして貿易ぼうえきすれば双方そうほう利益りえきる、 ときました。

具体ぐたいれい (ワインとふく各国かっこく生産せいさん)

ワイン 1 単位たんいふく 1 単位たんい
ポルトガル80 かん90 かん
イギリス120 かん100 かん
  • ポルトガルは両方りょうほう絶対ぜったいゆう
  • しかしイギリスはふく生産せいさん比較ひかくゆう (相対そうたいてき効率こうりつがまし)
  • 両国りょうこく得意とくいぶん特化とっか貿易ぼうえきすれば、 世界せかいぜんたい生産せいさんえる

大事だいじ: 比較ひかくゆうは 「自国じこくすべ苦手にがてなら貿易ぼうえきから利益りえきがない」 という誤解ごかいくつがえ画期かっきてき理論りろんでした。

2. 自由貿易じゆうぼうえき保護貿易ほごぼうえき

港に停泊するコンテナ船
コンテナせん国際こくさい貿易ぼうえき主役しゅやく。 1956 ねん米国べいこく標準ひょうじゅんコンテナが導入どうにゅうされて以降いこう国際こくさい物流ぶつりゅう飛躍ひやくてき効率こうりつし、 グローバルささえる基盤きばんとなった。

2 つのたち

自由貿易じゆうぼうえき保護貿易ほごぼうえき
ていしょうリカード・スミスすみすリストりすと (どくこく経済けいざい学者がくしゃ)
主張しゅちょうかんぜい撤廃てっぱい国際こくさい分業ぶんぎょう利益りえき自国じこく産業さんぎょう関税かんぜい輸入ゆにゅう制限せいげん保護ほご
長所ちょうしょ消費しょうひしゃ安価あんか効率こうりつよう産業さんぎょう育成いくせい雇用こよう維持いじ
短所たんしょ国内こくない産業さんぎょうげき格差かくさ消費しょうひもの負担ふたんぞう報復ほうふく関税かんぜい合戦かっせん

3. WTOいき統合とうごう

国際こくさい貿易ぼうえき体制たいせいわり

時期じきたいせい
1947GATT (関税かんぜい貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうてい) 発足ほっそく
1995WTO (世界貿易機関せかいぼうえききかん) に 改組かいそ
2001-2015ドーハ・ラウンドどーはらうんど多国たこく交渉こうしょう (しんてん停滞ていたい)
2000 年代ねんだいこうEPAFTAといういき協定きょうてい急増きゅうぞう

EPAFTAちが

しゅるい内容ないよう
FTA (自由貿易協定じゆうぼうえききょうてい)関税かんぜい中心ちゅうしん撤廃てっぱい削減さくげん
EPA (経済連携協定けいざいれんけいきょうてい)FTA + とうひと移動いどう知的ちてき財産ざいさんとう

ほんおも協定きょうてい

  • TPPTPP (環太平洋かんたいへいようパートナーシップぱーとなーしっぷ協定きょうてい): 2018 発効はっこう (べいこく離脱りだつCPTPPシーピーティーピーピー)
  • 日EU・EPAにちいーゆーいーぴーえー: 2019 発効はっこう
  • RCEPRCEP (地域ちいきてきほうかつてき経済けいざい連携れんけい): 2022 発効はっこう日中韓にっちゅうかん + ASEANASEAN + ごう・新西せいらん

4. 為替レートかわせれーと円高えんだか円安えんやす

為替かわせせい歴史れきし

時期じき制度せいど
1944-1971固定相場こていそうばせい (ブレトン・ウッズぶれとんうっずたいせい、 1 ドル = 360 えん)
1973-変動相場へんどうそうばせい (市場しじょう需給じゅきゅう決定けってい)

円高えんだか円安えんやす影響えいきょう

えんだか (1 ドル = 100 → 90 えん)えんやす (1 ドル = 100 → 110 えん)
輸出ゆしゅつ企業きぎょう不利ふり (かいがい価格かかく上昇じょうしょう)有利ゆうり (海外かいがい価格かかく低下ていか)
輸入ゆにゅう企業きぎょう有利ゆうり (やす輸入ゆにゅう)不利ふり (原料げんりょう高騰こうとう)
海外かいがい旅行りょこう有利ゆうり不利ふり
訪日ほうにち外国がいこくじん減少げんしょう増加ぞうか (インバウンドいんばうんど)

大事だいじ: 2024 ねん前後ぜんご円安えんやす (1 ドル = 150 えん前後ぜんご) は輸出ゆしゅつ企業きぎょう観光かんこうぎょうかぜとなるいっぽう輸入ゆにゅう物価ぶっか上昇じょうしょう家計かけい中小ちゅうしょう企業きぎょうおも負担ふたんとなっています。

5. 国際収支こくさいしゅうし

構成こうせい

区分くぶん内容ないよう
経常けいじょう収支しゅうし貿易ぼうえき・サービス・だい 1 所得しょとく (利子りし配当はいとう)・だい 2 所得しょとく
資本しほんてんとう収支しゅうし対外たいがい援助えんじょとう
金融きんゆう収支しゅうし直接ちょくせつとう証券しょうけんとう外貨がいか準備じゅんび増減ぞうげん

誤差ごさだつろうのぞけば: 経常けいじょう収支しゅうし + 資本しほんてんとう収支しゅうし = 金融きんゆう収支しゅうし

ほん現状げんじょう (2023 ねん)

  • 経常けいじょう収支しゅうし黒字くろじ: やく 21 ちょうえん
  • 貿易ぼうえき収支しゅうし赤字あかじ: やく 7 ちょうえん (げん高騰こうとう影響えいきょう)
  • 所得しょとく収支しゅうし黒字くろじ: やく 35 ちょうえん (対外たいがいとう配当はいとう)

ポイント: 日ほん貿易ぼうえき赤字あかじであっても所得しょとく収支しゅうし黒字くろじおおきく、 経常けいじょう収支しゅうしぜんたい黒字くろじ。 「成熟せいじゅく債権さいけんこく」 とばれる段階だんかい

まとめ

  • リカードりかーど比較生産費説ひかくせいさんひせつ = 「相対そうたいてき得意とくいぶん特化とっかすれば双方そうほう利益りえき
  • 自由貿易じゆうぼうえき vs 保護貿易ほごぼうえき対立たいりつ現在げんざいつづく (まいちゅう対立たいりつ関税かんぜいせんそう)
  • WTO多国間たこくかんこうしょう、 [EPA]/[FTA]がいきかん協定きょうていおぎなそうこうぞう
  • 為替レートかわせれーと変動相場へんどうそうばせい (1973-)、 えんだかえんやす輸出ゆしゅつ輸入ゆにゅうぎゃくほうこう影響えいきょう
  • ほん経常けいじょう収支しゅうし黒字くろじこく (所得しょとく収支しゅうししゅいん)

しょうでは、 経済けいざい連動れんどうする 国際こくさい政治せいじまなびます。

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がくしゅうロードマップ(12けん
  1. 1民主みんしゅ主義しゅぎ原理げんり立憲りっけん主義しゅぎ人権じんけんあゆ
  2. 2日本国にっぽんこく憲法けんぽうさんだい原則げんそく平和へいわ主義しゅぎ
  3. 3基本きほんてき人権じんけん自由じゆうけん社会しゃかいけんあたらしい人権じんけん
  4. 4国会こっかい内閣ないかく議院ぎいん内閣ないかくせい選挙せんきょ制度せいど
  5. 5司法しほう裁判さいばん違憲いけん審査しんさ裁判さいばんいん制度せいど
  6. 6地方ちほう自治じち民主みんしゅ主義しゅぎ学校がっこう
  7. 7市場しじょう経済けいざい仕組しくみ — 需要じゅよう供給きょうきゅう市場しじょう失敗しっぱい
  8. 8国民こくみん経済けいざい — GDPと景気けいき循環じゅんかん
  9. 9金融きんゆう財政ざいせい日銀にちぎん役割やくわり税制ぜいせい
  10. 10労働ろうどう社会しゃかい保障ほしょう労働三法ろうどうさんぽう年金ねんきん医療いりょう少子しょうし高齢化こうれいか
  11. 11国際こくさい経済けいざい比較ひかく優位ゆうい貿易ぼうえき為替かわせ
  12. 12国際こくさい政治せいじ国連こくれん・SDGs・地球ちきゅう規模きぼ課題かだい