用語集
老子ろうし
春秋時代末の道家の祖と伝わる人物。「道」と「無為自然」を中心に説いた『老子道徳経』約 5000 字を残す。
国語
老子(ろうし)は、道家の祖とされる春秋時代末の思想家です(実在性には諸説あり)。姓は李、名は耳、字は聃(たん)と伝わります。
| 中心概念 | 内容 |
|---|---|
| 道(タオ) | 万物の根源となる法則 |
| 無為自然 | 人為を加えず自然に任せる |
| 柔弱謙下 | 柔らかく弱いものこそ強い |
著作とされる『老子道徳経』は全81章、約5000字の短い書です。仁・礼などの人為的な徳を重んじる儒家を批判し、作為を捨てて自然のままに生きる「無為自然」を理想としました。「上善若水(最上の善は水のようだ)」「大器晩成」などの名句で知られます。
試験では 老子(道家)と孔子(儒家)の対比が頻出。儒家が「仁・礼」という人為を説くのに対し、老子は「無為自然」を説く、という対立軸を押さえる。