用語集
墨家ぼっか
墨子を祖とし、無差別の愛「兼愛」と戦争反対「非攻」を説いた学派。儒家の身分的な愛を批判した。
墨子を祖とし、無差別の愛「兼愛」と戦争反対「非攻」を説いた学派。儒家の身分的な愛を批判した。
墨家は、墨子(ぼくし)を祖とし、「兼愛」と「非攻」を説いた学派です。諸子百家の一つで、戦国時代には儒家と並ぶ大勢力でした。
| 主張 | 内容 |
|---|---|
| 兼愛 | 自他の区別なく、すべての人を等しく愛する |
| 非攻 | 他国への侵略戦争に反対する |
| 節用 | むだを省き倹約する |
墨子は、儒家が説く愛が親や身分の近い者を優先する「差別のある愛」だと批判し、すべての人を区別なく愛する「兼愛」を唱えました。また、その兼愛の立場から侵略戦争を否定する「非攻」を説き、実際に防御の技術にもすぐれた集団を率いました。
試験では 「墨家=兼愛・非攻」を、儒家の身分に応じた愛との対比で押さえる。兼愛=無差別の愛、非攻=侵略反対、というキーワードの組み合わせが問われる。
墨家 は、 墨子 を開祖とする 諸子百家 の一学派で、 すべての人を平等に愛する 兼愛 と、 侵略戦争を否定する 非攻 を中心に説きました。 倹約 (節用) を重んじ、 規律ある集団をつくり、 戦国時代には儒家と並ぶ一大勢力となりましたが、 秦漢以後急速に衰えました。
| 概念 | 内容 |
|---|---|
| 兼愛 | 万人を平等に愛す |
| 非攻 | 侵略戦争の否定 |
| 尚賢 | 身分でなく能力で人を用いる |
試験では 墨家 = 墨子・兼愛・非攻 の学派である点と、 儒家の 別愛 を批判した点が問われます。