胡蝶の夢 は、 荘子 の有名な 寓話 です。 荘子が蝶になる夢を見、 目覚めてみると自分は荘子である。
| 問い | 内容 |
|---|---|
| ① | 荘子が蝶になる夢を見たのか |
| ② | 蝶が荘子になる夢を見ているのか |
| 結論 | その区別はつかない (物化) |
自他や現実と夢の境界を揺らし、 万物斉同 の思想を表します。
この寓話が突いているのは「自分と自分でないものの境目は誰が決めているのか」という点です。どちらが本当かを当てさせる謎かけではなく、そもそも区別しようとする構えのほうを揺さぶるところに狙いがあります。たとえば、夢の中では蝶であることに何の疑いも持っていなかったのだから、今の自分が荘子であるという確信も同じ種類のものではないか、と問い返されます。
試験では 自他・夢と現実の区別を超える 万物斉同 の例えである点が問われます。