朱子学と陽明学 は、 後期儒学の二大潮流です。
| 朱子学 | 陽明学 | |
|---|---|---|
| 大成者 | 朱熹 (南宋) | 王陽明 (明) |
| 理の在りか | 万物に理がある (性即理) | 理は心の中 (心即理) |
| 学び方 | 格物致知 (事物を究める) | 知行合一 |
朱子学は日本の江戸幕府の官学となりました。
二つの学派が分かれたのは「理はどこにあるのか」という一点です。外の事物を一つずつ究めていく道と、自分の心に立ち返る道とでは、学び方も日々の実践もまったく違ってきます。たとえば、親孝行を学ぶのに古典を読み込んで正しい作法を調べるのが朱子学の道筋で、親を思う心はすでに自分の中にあるのだからすぐ行いに移せと説くのが陽明学の道筋です。
試験では 心即理 (陽明学) と 性即理 (朱子学) の違いと、 知行合一 が陽明学の主張である点が問われます。