用語集
パラダイムぱらだいむ
ある時代・分野で共有される 「ものの見方の枠組み」。 科学史家クーンが提示した概念。
国語
パラダイム(paradigm)とは、**ある時代・分野で共有されている「ものの見方の枠組み・基本前提」**のことです。科学史家クーンが著書『科学革命の構造』で提示しました。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 通常科学 | 既存のパラダイムの枠内で研究が積み重なる |
| 危機 | 枠組みでは説明できない例外が積み上がる |
| パラダイム転換 | 新しい枠組みへ一気に移行する |
たとえば「天が地球の周りを回る」という天動説のパラダイムの下では、惑星の複雑な動きを説明するために無理な工夫が重ねられました。しかし限界に達したとき、「地球が動く」という地動説へとものの見方が根本から切り替わります。これがパラダイム転換の典型例です。
ポイント 「事実が理論を決める」のではなく「枠組み(パラダイム)が、何を事実と見なすかを左右する」という発想が核心です。評論では学問だけでなく社会・価値観の大変化にも比喩的に使われます。