用語集
運搬うんぱん
流れる水が削り取った土や砂を下流へ運ぶはたらき。
流れる水が削り取った土や砂を下流へ運ぶはたらき。
「運搬」 (うんぱん) は 流れる水が削り取った土や砂や石を、 下流へ運ぶ はたらき。 流れが速いほど大きな石も運べます。 「上流 で 浸食 → 中流 で運搬 → 下流 で 堆積」 が川の基本の流れです。 大雨で流量がふえると運搬も増え、 ふだん動かない大きな岩が動くこともあります。
ポイント 運ばれるうちに石どうしがぶつかって角がとれるので、 下流ほど石は丸く小さくなる、 という関係をおさえる。
運搬とは、侵食された土砂を、川や風・氷河が別の場所へ運ぶはたらきのことです。
| 流れの速さ | 運べる粒 |
|---|---|
| 速い | 大きな粒(れき)まで運べる |
| おそい | 大きな粒から順に沈む |
流れが速いほど大きな粒(れき)まで運べ、流れがおそくなると大きい粒から順に沈んで堆積していきます。だから河口近くにはれき、沖に行くほど砂、さらに沖には細かいどろが積もります。これが地層の粒の大きさのちがいになります。
試験では 「流れがおそくなると大きい粒から先に沈む」点が頻出。河口近く=れき、沖=どろ、という堆積の順番につながる。
運搬とは、侵食で削り取られた砕屑物(れき・砂・泥)を、流水・風・氷河が別の場所へ運ぶ作用です。
| 流速 | 運べる粒 | 起こること |
|---|---|---|
| 速い(上流) | 大きなれきも運べる | 侵食・運搬が活発 |
| 遅い(下流・河口) | 細かい泥しか運べない | 重い粒から順に堆積 |
流水では大きな粒を運ぶほど強い流れが必要です。流速が落ちると、れき→砂→泥の順に重いものから沈んでいきます。この性質が、1 つの地層内で下ほど粗く上ほど細かくなる級化層理をつくります。
試験では 「流速が大きいほど大きな粒を運べる」という関係と、流速低下で重い粒から堆積する点が問われます。運搬中に粒の角が取れて丸くなることも押さえましょう。