用語集
扇状地せんじょうち
川が山から平地に出るところで、 運ばれた土砂が扇の形にたまった地形。
川が山から平地に出るところで、 運ばれた土砂が扇の形にたまった地形。
「扇状地」 (せんじょうち) は 川が山から平地に出るところで、 流れが急に遅くなるために運ばれた土砂が扇の形にたまった地形。 堆積 でできる地形の 1 つです。 水はけがよく、 果樹園 (リンゴ・ブドウなど) に利用されることが多い。 山梨県の甲府盆地が有名。
ポイント 「扇状地 = 山の出口」「三角州 = 川の河口」 でできる場所がちがう。 どちらも流れが急に遅くなって土砂がたまった堆積地形だとおさえる。
扇状地とは、川が山地から平地に流れ出るところで、運んできた土砂が扇を広げたような形に積もってできた地形です。川の流れが急にゆるやかになり、運ぶ力が弱まることで土砂がたまります。
| 部分 | 特徴 | おもな利用 |
|---|---|---|
| 扇のかなめ(山ぎわ) | 水を得やすい | 集落・畑 |
| 中央部 | 水が地下にしみこみ水はけがよい | 果樹園・畑 |
| 末端(へり) | 地下水がわき出る | 集落・水田 |
中央部はつぶの大きな砂や石が多く水はけがよいため、水田には向きませんが、ぶどう・ももなどの果樹園や畑に適しています。たとえば山梨県の甲府盆地は、扇状地を生かしたぶどう・ももの一大産地です。
試験では 「扇状地=水はけがよい→果樹園」「三角州=水が豊富→水田」という地形と土地利用の組み合わせが頻出。川のどこにできるか(山地の出口)も問われる。
扇状地は山地から平野へ流れ出る河川が、流速の低下で運んできた礫を堆積させてできた扇形の緩傾斜地。粗い礫が多く水はけがよいため水田には向かず、果樹園・畑に利用される。
| 部位 | 特徴 | 土地利用 |
|---|---|---|
| 扇頂 | 谷の出口・礫が粗い | 集落・畑 |
| 扇央 | 水が地下にもぐる (伏流) | 果樹園・畑・桑畑 |
| 扇端 | 地下水が湧き出す | 集落・水田 |
たとえば山梨県の甲府盆地はブドウやモモの産地として知られ、水が乏しい扇央で果樹栽培、水が湧く扇端に集落が並ぶ典型的な扇状地。
試験では 「扇央は水利が悪く果樹園、集落は水が得られる扇端」という土地利用パターンと、地形図での判読が頻出する。