用語集
緊急地震速報きんきゅうじしんそくほう
P 波 を 検知 し、 強 い S 波 が 到達 す る 前 に 大 きな 揺れ を 知 ら せ る 速報。
理科
緊急地震速報とは、震源に近い観測点で先に伝わるP 波を検知し、そこから震源や規模を推定して、強い揺れを起こすS 波が各地に到達する前に大きな揺れを知らせるしくみです。気象庁が運用しています。
| 地震波 | 速さ | 性質 |
|---|---|---|
| P 波(初期微動) | 速い(先に到達) | 小さな縦揺れ。これを検知に利用 |
| S 波(主要動) | P 波より遅い | 大きな横揺れ。被害をもたらす |
P 波と S 波の速さの差を利用するため、震源から遠い地点ほど警報から大きな揺れまでの数秒〜数十秒の猶予が得られます。たとえばその間に火を止める、机の下に隠れる、列車を減速させるといった対応がとれます。一方、震源の真上に近い地域では間に合わないことがあります。
試験では P 波と S 波の速度差を利用する原理、震源に近いほど猶予が短い(間に合わないこともある)点が問われます。初期微動(P 波)と主要動(S 波)の関係とあわせて押さえましょう。