慣用句かんようく
二 つ 以上 の 言葉 が 合わさって 特別 な 意味 を もつ 言い方。「水 に 流す」「目が点になる」 など。
二 つ 以上 の 言葉 が 合わさって 特別 な 意味 を もつ 言い方。「水 に 流す」「目が点になる」 など。
慣用句 とは、 二つ以上の言葉が組み合わさって、 もとの言葉とは ちがう特別な意味 をもつ言い方のことです。 体の部分や動物が使われることが多いです。
| 慣用句 | 意味 |
|---|---|
| 水に流す | 過ぎたことを忘れる |
| 頭をひねる | よく考える |
| 目が点になる | おどろいてぼうぜんとする |
| 口がかたい | ひみつを守る |
| すずめの涙 | とても少ないこと |
たとえば「目が点になる」 は本当に目が点になるわけではなく、 とてもおどろいたことを表します。
ポイント 慣用句は言葉ぜんたいで 1 つの意味。 1 語ずつばらばらに考えても意味はわかりません。
慣用句とは、二つ以上の語が結びつき、全体で特別な意味を表す決まった言い回しです。とくに体の部分を使ったものが多く、入試でも頻出します。
| 慣用句 | 意味 |
|---|---|
| 油を売る | 仕事を怠けて無駄話をする |
| 二の足を踏む | ためらってなかなか進めない |
| 木で鼻をくくる | そっけない冷たい態度をとる |
| 立て板に水 | よどみなくすらすら話す |
| 棚からぼたもち | 思いがけない幸運が舞い込む |
慣用句のポイントは、部分の語がもとの意味を失う点です。「油を売る」は本当に油を売る話ではありませんし、勝手に「ごま油を売る」などと変えると意味が通じません。決まった形でひとまとまりに覚えます。ことわざ(教訓を述べる短い言葉)とは区別されます。
試験では 「□に体の一部を表す漢字を入れよ」(足を引っ張る・鼻が高い等)が定番。意味を答えさせる問題では、文字どおりの意味と慣用的な意味を取り違えないよう注意。
慣用句 (idiom) は、 決まった順序で並んだ単語の連続 で、 個々の語の意味からは推測しにくい 「全体としての意味」 を持つ表現です。
| 慣用句 | 意味 |
|---|---|
| by and large | 概して |
| once in a blue moon | ごくまれに |
| in the long run | 長い目で見れば |
| be on the same page | 認識が一致している |
たとえば in the long run を 「長い走りの中で」 と語ごとに訳しても意味が通じません。 慣用句は 1 つのかたまりとして意味を覚える必要があり、 直訳が効かないためリスニング・リーディングの障害になりやすい表現です。 似た概念に、 自然な語の結びつきを指す コロケーション があります。
ポイント 慣用句は文脈からの推測が効きにくいので、 出会ったものを かたまり単位で暗記 するのが王道です。 直訳して意味が不自然な語連続が出たら、 慣用句を疑いましょう。