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この章ではリスニングの攻略法を学びます。2級のリスニングは2つの部に分かれ、会話や説明文が準2級より長く、内容も社会的になります。先読みと聞くポイントの絞り込みを身につければ、得点を安定させられます。
ポイント: リスニングは「全部を聞き取る」のではなく、「設問が問う情報に集中して聞く」のがコツです。選択肢を先に読んでおけば、何を待ち構えればよいかが分かります。これは2級でいちばん大切な技術です。
2級のリスニングは、次の2つの部から成ります(放送は1回)。
| 部 | 形式 | 何を聞く? | 選択肢 |
|---|---|---|---|
| 第1部 | 会話の内容一致選択 | 会話を聞き、内容についての質問に答える | 問題用紙にある |
| 第2部 | 文の内容一致選択 | 英文(説明・評論・アナウンス)の内容に合うものを選ぶ | 問題用紙にある |
どちらも選択肢が問題用紙に印刷されているので、先読みが非常に有効です。
注意: 形式(部の数・問題数など)は年度により見直されることがあります。最新の正確な情報は必ず英検の公式サイトで確認してください。 本章は解き方のコツをつかむための説明です。
2人の会話(少し長め)を聞き、そのあとの質問に答えます。選択肢は問題用紙にあります。
解き方のコツ:
例(オリジナル): 「A: Shall we meet at six? B: Well, the movie starts at seven, so let's meet at six thirty.」のあと「What time will they meet?」と問われたら、最終的に合意した six thirty が正解です。最初に出た six はまぎらわしい情報(ひっかけ)です。
注意: 会話には、正解とは違うまぎらわしい情報(最初の提案・別の数字)が混ざります。「最終的にどうなったか」「質問が何を聞いているか」を正確にとらえましょう。
短めの英文(人物・歴史・科学・お知らせ・アナウンスなどの説明文)を聞き、内容に合う選択肢を選びます。選択肢は問題用紙にあります。
解き方のコツ:
ポイント: 第2部は説明文なので、話の流れが決まっています。先読みした選択肢を頭に置き、「この情報が来たら答えだ」と待ち受ける感覚で聞きましょう。第7章のパラグラフリーディングと同じく、話の主題と流れを意識すると聞き取りやすくなります。
第1部・第2部ともに、選択肢の先読みが得点を大きく左右します。
ポイント: 1問の放送が終わったら、すぐに次の問題の選択肢を先読みします。1問に引きずられて次の先読みを逃すと、連鎖して失点します。「終わったら次へ」と気持ちを切りかえましょう。
| 聞き取る対象 | 注意点 |
|---|---|
| 疑問詞 | What / Where / When / Why / How / Which を取り違えない |
| 数・時間 | thirteen(13)と thirty(30)など似た音に注意 |
| 否定 | not / never / no / hardly を聞き逃すと意味が逆になる |
| つなぎ語 | but / however(逆接), because / so(理由・結果)が答えの手がかり |
| 言いかえ | 選択肢は本文の表現を言いかえていることが多い |
注意: 「13(thirteen)」と「30(thirty)」、「15(fifteen)」と「50(fifty)」は音が似ています。アクセントの位置(thirTEEN は後ろ、THIRty は前)で聞き分ける練習をしておきましょう。また、正解の選択肢は放送の表現を言いかえていることが多い点も、リーディングと同じです。
ポイント: リスニングは「耳の慣れ」がものを言います。短時間でも毎日英語の音にふれることが、いちばんの近道です。音読は話す力にも効くので一石二鳥です。
ポイント: リスニングは、文法・単語の土台 + 先読みの技術 + 耳の慣れで伸びます。この教材の文法章・単語帳と合わせて、毎日少しずつ英語の音にふれましょう。形式は本番前に公式サイトで必ず確認してください。