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数学 1年
表とグラフの応用
最終確認日:
この章で学ぶこと
第 4 章で学んだ 比例 と 反比例 を、 もう一度 「表」 「式」 「グラフ」 の 3 つの視点で結びつけて、 実生活の場面に使える道具 に仕上げます。
- 「表」 「式」 「グラフ」 を 自由に行き来 できる
- グラフから 比例か反比例か を見分けられる
- 2 つのグラフの 交点 がもつ意味を理解する
- 速さ・道のり・時間 を比例で表せる
- 面積・体積一定 の場面を反比例で表せる
- 表・グラフから 未知の値 を読み取る (補間)
ポイント: 関数は 「数式をいじる数学」 だけでなく、 「見える形にする数学」。 表・式・グラフの 3 点セットで考えるクセをつけましょう。
1. 表 ・ 式 ・ グラフの行き来
比例の場合
の例:
| 表 → 式 | が一定 () → |
|---|---|
| 式 → グラフ | 原点と別 1 点 ( で など) を結ぶ直線 |
| グラフ → 式 | 原点を通る直線 → 比例。 1 点 を読み取り |
反比例の場合
の例:
| 表 → 式 | が一定 () → |
|---|---|
| 式 → グラフ | なら第 1・3 象限の双曲線 |
| グラフ → 式 | 1 点 を読み取り |
大事: 比例の見分け = が一定。 反比例の見分け = が一定。
2. グラフから式を求める
例題
| 問題 | 解法 |
|---|---|
| 原点を通る直線が点 を通る。 式を求めよ。 | 比例と判断、 、 、 |
| 双曲線が点 を通る。 式を求めよ。 | 反比例と判断、 、 |
| 上の比例で のときの は? | |
| 上の反比例で のときの は? | 、 |
やってみよう: 原点を通る直線が点 を通るときの式を求めよ。 (答え: 、 )
3. 速さ ・ 道のり ・ 時間
3 つの関係:
速さが一定のとき (比例)
時速 60 km の自動車が 時間で進む道のり km は:
道のりが一定のとき (反比例)
100 km の道を時速 km で 時間かけて進むと、
例題
| 問題 | 解法 |
|---|---|
| 時速 4 km で 時間歩いた道のり km。 グラフはどうなるか。 | — 原点を通り、 で の直線 |
| 道のり 60 km を時速 km で進む時間時間。 のときの は。 | 時間 |
4. 面積 ・ 体積が一定の場面
長方形 (面積一定)
面積 cm² の長方形で、 たて cm、 横 cm なら 、 すなわち (反比例)。
長方形 (たて一定 → 横と面積が比例)
たて 5 cm 一定の長方形で、 横 cm のときの面積 cm² は:
大事: 同じ 「長方形」 でも、 何を一定とするか で比例か反比例かが変わる。
5. 2 つのグラフと交点
速さのちがう 2 人を比べる
A さんは時速 4 km で歩く: B さんは時速 6 km で歩く:
| 時間 (時間) | ||||
|---|---|---|---|---|
| A の道のり | ||||
| B の道のり |
両者を同じグラフにかくと、 B の直線のほうが 急 になる。 同じ時間で B の方が進む。
出発がちがう場合
A が 30 分早く出発したとすると、 グラフは 「A は 0.5 時間早くから始まる直線」、 B は 「0 から始まる直線」。 2 直線が交わる点が B が A に追いつくとき。
大事: 2 つのグラフの交点 は、 「2 つの量が同じ値になるとき」 を表す。
6. グラフや表から値を読み取る
補間 (とちゅうの値を推測)
表やグラフで 「 のときの 」 のように、 データにない値を推測することを 補間 といいます。
例: なら → 。 直線や双曲線上で読み取れる。
例題
例題
| 問題 | 解法 |
|---|---|
| 比例 のグラフで、 のときの を読み取れ。 | 、 |
| 反比例 で、 のときの を読み取れ。 |
やってみよう: 反比例 のグラフが点 を通るとき、 のときの を求めよ。 (答え: 、 )
まとめ
- 関数は 表・式・グラフ の 3 つで表せる、 行き来ができるように
- 比例 = 「 が一定」 → グラフは原点を通る直線
- 反比例 = 「 が一定」 → グラフは双曲線
- 速さ一定 での道のり ↔ 時間 = 比例
- 道のり (面積・体積) 一定 での速さ ↔ 時間 = 反比例
- 2 つのグラフの交点 = 2 量が同じになる場面
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