無作為抽出とは、標本をかたよらないよう、ランダムに取り出すことです。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 乱数表 | でたらめに並んだ数字の表で選ぶ |
| 乱数さい・サイコロ | 番号を出して選ぶ |
| くじ引き | 全員に等しい確率を与えて選ぶ |
どのデータも同じ確率で選ばれるようにするのがポイントです。かたよりのある選び方(自分の好きな人だけ選ぶなど)では、推定が大きく外れてしまいます。
試験では 「無作為に選ぶ理由」を問われたら「かたよりをなくし、母集団を正しく推定するため」と答える。標本調査の信頼性の根っこになる考え方。
無作為抽出(random sampling)とは、母集団から標本を取り出す際に、各個体が等しい確率で選ばれるようにする方法です。
| 抽出のしかた | 偏り | 例 |
|---|---|---|
| 無作為抽出 | 出にくい | 乱数で番号を選ぶ |
| 都合のよい抽出 | 出やすい | 駅前で声をかける |
これにより標本が母集団を偏りなく反映し、統計的推測の前提が満たされます。乱数表や乱数ソフトを用いるのが一般的です。たとえば全員に番号をふって乱数で選べば、特定のグループに偏らずに標本がとれます。
注意 「集めやすい人だけ」「協力してくれた人だけ」を標本にすると結果が偏る。これを抽出の偏りといい、無作為抽出はこの偏りを防ぐための大前提になる。