昇華とは、固体が液体を経ずに直接気体になる、またはその逆に気体が直接固体になる状態変化です。ふつうの「固体→液体→気体」の順をとばすのが特徴です。
| 向き | 例 |
|---|---|
| 固体 → 気体 | ドライアイスが消える |
| 気体 → 固体 | 冬の朝に霜ができる |
たとえば、ドライアイス(固体の二酸化炭素)が水にならず直接気体になる、防虫剤(ナフタレン)が知らない間に減る、寒い朝に空気中の水蒸気が直接氷の結晶(霜)になる、といった現象が昇華です。
ポイント 昇華は液体を通らず固体⇄気体を直接行き来する変化。ドライアイスと霜が代表例。
昇華 は、 フロイト が重視した最も成熟した 防衛機制 の一つで、 社会的に受け入れられない衝動 (性・攻撃等) を芸術・スポーツ・学問・宗教等の社会的に価値ある活動に振り向けることを指します。 文化創造の原動力でもあると考えられました。
| 抑圧等 | 昇華 | |
|---|---|---|
| 衝動の扱い | 締 め出す・歪 める | 価値ある形に振り向ける |
| 社会的評価 | 中立〜否定的 | 肯定的 (文化創造) |
例えば、 攻撃的なエネルギーを スポーツ に、 満たされない思いを芸術作品に注ぐのが昇華です。
ポイント 数ある 防衛機制 の中で最も成熟した形とされ、 文化創造の原動力と位置づけられます。