沸点とは、液体がふっとうし始める温度のことです。物質ごとに決まった値をとり、純物質では1つの値に定まります。
| 物質 | 沸点 |
|---|---|
| 水 | 100℃(1気圧のもとで) |
| エタノール | 約78℃ |
たとえば水は1気圧のもとで100℃でふっとうします。沸点ではふっとうが終わるまで温度が上がりません(加えた熱が液体→気体の状態変化に使われるため)。沸点のちがいを利用して、混合物を分ける方法が蒸留です。
試験では 水とエタノールの混合物を加熱すると、沸点の低いエタノールが先に出てくる(蒸留の原理)ことがよく問われる。
沸点とは、液体が沸騰して気体に変わる温度です。厳密には飽和蒸気圧が外圧と等しくなる温度と定義されます。
| 条件 | 沸点(水の例) |
|---|---|
| 1 気圧(平地) | |
| 気圧が低い(高山) | より低い |
| 圧力をかける(圧力鍋) | より高い |
外圧が低いほど沸点は下がります。たとえば高い山では気圧が低いため水が 未満で沸騰してしまい、米が炊けにくくなります。逆に圧力鍋では内部の圧力を高めて沸点を上げ、調理時間を短くしています。沸点は分子間力が強い物質ほど高くなります。
試験では 「沸点の高さ=分子間力の強さ」がポイント。水素結合をつくる が同族の より高沸点な理由など、分子間力と関連づけて問われる。