性即理 は、 朱子学 を大成した 朱熹 (朱子) が説いた命題で、 人の生まれつきの 本性 (性) がそのまま 理 (宇宙の道徳法則) である とします。 ただし現実の心 (情) は 気 の濁りによって乱れるため、 学問 (格物致知) と修養 (居敬) によって本性の理を取り戻すべきだとしました。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 性即理 | 本性 = 理。 心を 性 と 情 に分ける |
| 修養 | 格物致知・居敬窮理 |
| 対立 | 陽明学の 心即理 |
たとえば澄んだ水に泥が混じれば濁って見えますが、水そのものが汚れているわけではありません。朱熹は、人の本性はもともと理であって気の濁りで乱れているだけだから、学びと修養で澄ませられると考えました。
試験では 性即理 = 朱子学 (朱熹)、 心即理 = 陽明学 (王陽明) の対比が問われます。