理気二元論 は、 朱子学 を大成した 朱熹 (朱子、 1130-1200) が説いた世界観で、 万物は 理 (ものの本質・道徳法則) と 気 (ものを形づくる素材・エネルギー) の二つから成り立つとします。 人間の本性も本来は理 (善) ですが、 気の濁りによって悪が生じると考えました。
| 概念 | 内容 |
|---|---|
| 理 | ものの本質・宇宙の道徳法則 |
| 気 | ものを形づくる物質的なもの |
| 帰結 | 本性は理 (善) だが気の濁りで悪が生じる |
たとえば同じ設計図から作られた器でも、土の質が悪ければゆがみが出ます。朱子学では設計図にあたるものが理、材料にあたるものが気で、人に悪が生じるのも気の濁りによると説明されました。
試験では 理気二元論 = 朱熹 (朱子学) の世界観である点と、 理 (法則)・気 (素材) の区別が問われます。