用言とは、活用する自立語で、単独で述語になれる単語です。動詞・形容詞・形容動詞の三種類があります。
| 種類 | 表すもの | 言い切りの形 | 例 |
|---|---|---|---|
| 動詞 | 動作・存在 | ウ段の音 | 走る・ある |
| 形容詞 | 状態・性質 | い | 高い・うれしい |
| 形容動詞 | 状態・性質 | だ | 静かだ・元気だ |
「机の上に本がある」の「ある」、「花が美しい」の「美しい」のように、用言は一語で述語のはたらきをします。対になる概念は体言(名詞・代名詞で、活用しない)です。
ポイント 「用言は活用する/体言は活用しない」が見分けの軸です。語尾を「ない」「ば」などに変えてみて、形が変われば用言と判断できます。
用言とは、活用する自立語のうち、単独で述語になれる動詞・形容詞・形容動詞の三品詞の総称です。文の述語の中心を担い、後に続く語に応じて語尾が変化します。
| 品詞 | 古文での活用の種類 | 言い切りの形の特徴 |
|---|---|---|
| 動詞 | 9種(四段・上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変・ナ変・ラ変) | ウ段(ラ変のみ「り」) |
| 形容詞 | 2種(ク活用・シク活用) | 「〜し」 |
| 形容動詞 | 2種(ナリ活用・タリ活用) | 「〜なり・〜たり」 |
たとえば「咲く」は動詞、「うつくし」は形容詞、「あはれなり」は形容動詞です。いずれも活用形(未然・連用・終止・連体・已然・命令)を持ちます。
ポイント 古文文法はまず「用言の活用の種類を見分けること」から始まります。動詞の9種・形容詞2種・形容動詞2種という分類を頭に入れておくと、後の助動詞の接続判定がスムーズになります。