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国語 2年

文法ぶんぽう — 品詞ひんし の 復習ふくしゅう と 用言ようげん の 活用かつよう

最終確認日:

この章しょうで学まなぶこと

中学ちゅうがく 1 年ねんでは 品詞ひんし (名詞めいし・動詞どうし・形容詞けいようし等とう十じゅう種類しゅるい) を学まなびました。 中なか 2 では、 これらの中なかで特とくに 形を変かえる単語たんご (用言ようげん と呼よぶ) の 活用かつよう を学まなびます。

  • 十じゅう品詞ひんし を整理せいりしなおす
  • 用言ようげん (動詞どうし・形容詞けいようし・形容動詞けいようどうし) と 体言たいげん (名詞めいし) の区別くべつがわかる
  • 動詞どうしの 五ご種類しゅるい の 活用かつよう (五ご段だん・上一段かみいちだん・下一段しもいちだん・カ変へん・サ変へん) を見分みわけられる
  • 六むっつの 活用形かつようけい (未然みぜん・連用れんよう・終止しゅうし・連体れんたい・仮定かてい・命令めいれい) が言いえる
  • 形容詞けいようし・形容動詞けいようどうし の活用かつようがわかる

ポイント:文法ぶんぽうは 「文ぶんを作つくる設計せっけい図ず」。 動詞どうしの活用かつようが分わかると、 古文こぶん (第だい 4 章しょう) や敬語けいご (第だい 8 章しょう) も一気いっきに理解りかいしやすくなります。

1. 十品詞ひんし のおさらい

品詞ひんし とは、 単語たんごをはたらきで分わけた種類しゅるいのこと。 中学ちゅうがくで学まなぶのは十じゅう種類しゅるいです。

大分おおいた類るい品詞ひんし主おもなはたらき例れい
自立語じりつご・活用かつようする動詞どうし動作どうさ・状態じょうたい・存在そんざいを表あらわす走はしる・食たべる・ある
形容詞けいようし性質せいしつ・状態じょうたい を表あらわす (「い」 で終おわる)高たかい・寒さむい・美うつくしい
形容動詞けいようどうし性質せいしつ・状態じょうたい を表あらわす (「だ」 で終おわる)静しずかだ・元気げんき だ
自立語じりつご・活用かつようしない名詞めいし物事ものごとの名前なまえ山やま・空気くうき・三さん
副詞ふくし主おもに用言ようげんを 修飾しゅうしょくゆっくり・非常ひじょう に
連体詞れんたいし体言たいげん を 修飾しゅうしょくこの・大おおきな・あらゆる
接続詞せつぞくし語かたりと語かたり、 文ぶんと文ぶんをつなぐしかし・だから
感動詞かんどうし感動かんどう・呼よびかけ・応答おうとうああ・もしもし
付属語ふぞくご・活用かつようする助動詞じょどうし用言ようげん等とうについて意味いみを添そえるれる・ない・た
付属語ふぞくご・活用かつようしない助詞じょし語かたりと語かたりの関係かんけいを示しめすは・が・を・に・と

大事だいじ:動詞どうし・形容詞けいようし・形容動詞けいようどうしをまとめて 用言ようげん、 名詞めいし を 体言たいげん と呼よびます。 「用言ようげん が活用かつようする」 ということだけ覚おぼえれば、 中なか 2 文法ぶんぽうの半分はんぶんは 制覇せいは です。

2. 動詞どうしの五ご種類しゅるいの 活用かつよう

動詞どうしは、 後ごにつく言葉ことば (「ない」 「ます」 「。」 等とう) に合あわせて形かたちが変かわります。 これを 活用かつよう と言いいます。

見分みわけ方かた — 「ない」 をつけたときの 直前ちょくぜん の音おと

種類しゅるい「ない」 の 直前ちょくぜん の音おと例れい
五段ごだん 活用かつようア段書しょか-ない、 泳およが-ない、 読よま-ない
上一段かみいちだん 活用かつようイ段起おき-ない、 見み-ない、 着き-ない
下一段しもいちだん 活用かつようエ段食たべ-ない、 受うけ-ない、 寝ね-ない
カ変かへん 活用かつよう(例外れいがい)来こ-ない (「来くる」 一語いちごだけ)
サ変さへん 活用かつよう(例外れいがい)し-ない (「する」 「勉強べんきょう する」 等とう)

やってみよう: 「走はしる」 に 「ない」 をつけると 「走らない」 → ア段だん → 五段活用ごだんかつよう。 「起おきる」 は 「起おきない」 → イ段だん → 上一段活用かみいちだんかつよう。

3. 六むっつの 活用形かつようけい

どの種類しゅるいの動詞どうしも、 次つぎの六むっつの形かたちに変化へんかします。

活用形かつようけいあとに続つづく主おもな語かたり「書かく」 (五ご段だん) の例れい
未然形みぜんけいない・う・よう書かか (ない) / 書かこ (う)
連用形れんようけいます・て・た書かき (ます) / 書かい (て)
終止形しゅうしけい言いい切きる (。)書かく。
連体形れんたいけい体言たいげん (名詞めいし)書かく (とき)
仮定形かていけいば書かけ (ば)
命令形めいれいけい言いい切きる (命令めいれい)書かけ。

五段活用ごだんかつようの完全かんぜん表ひょう (「読よむ」)

活用かつよう形がた形かたち例れい
未然みぜん読よま / 読よも読よま-ない / 読よも-う
連用れんよう読よみ / 読よん読よみ-ます / 読よん-だ
終止しゅうし読よむ本ほんを読よむ。
連体れんたい読よむ読よむ人ひと
仮定かてい読よめ読よめ-ば
命令めいれい読よめ読よめ。

上一段活用かみいちだんかつようの例れい (「起おきる」)

活用かつよう形がた形かたち例れい
未然みぜん起おき起おき-ない
連用れんよう起おき起おき-ます
終止しゅうし起おきる起おきる。
連体れんたい起おきる起おきる時間じかん
仮定かてい起おきれ起おきれ-ば
命令めいれい起おきろ / 起おきよ起おきろ。

下一段活用しもいちだんかつようの例れい (「食たべる」)

活用かつよう形がた形かたち
未然みぜん食たべ
連用れんよう食たべ
終止しゅうし食たべる
連体れんたい食たべる
仮定かてい食たべれ
命令めいれい食たべろ / 食たべよ

カ変へん 「来くる」・サ変へん 「する」 (例外れいがいだけど大事だいじ)

活用かつよう形がた来くるする
未然みぜん来こ (ない)し (ない) / せ (ぬ) / さ (せる)
連用れんよう来き (ます)し (ます)
終止しゅうし来くるする
連体れんたい来くる (とき)する (こと)
仮定かてい来くれ (ば)すれ (ば)
命令めいれい来こいしろ / せよ

注意ちゅうい: カ変へんとサ変へんは 例外れいがい なので、 表ひょうをそのまま覚おぼえましょう。 特とくに 「来くる」 は三みっつの読よみ方かた (来こ・来き・来く) があるのが特徴とくちょうです。

4. 形容詞けいようし と 形容動詞けいようどうし の活用かつよう

形容詞けいようし は 「い」 で、 形容動詞けいようどうし は 「だ」 で言いい切きります。

形容詞けいようし 「高たかい」 の活用かつよう

活用かつよう形がた形かたち例れい
未然みぜん高たかかろ高たかかろ-う
連用れんよう高たかかっ / 高たかく高たかかっ-た / 高たかく-ない
終止しゅうし高たかい高たかい。
連体れんたい高たかい高たかい山やま
仮定かてい高たかけれ高たかけれ-ば
命令めいれい(なし)—

形容動詞けいようどうし 「静しずかだ」 の活用かつよう

活用かつよう形がた形かたち例れい
未然みぜん静しずかだろ静しずかだろ-う
連用れんよう静しずかだっ / 静しずかで / 静しずかに静しずかだっ-た / 静しずかで-ない / 静しずかに-なる
終止しゅうし静しずかだ静しずかだ。
連体れんたい静しずかな静しずかな朝あさ
仮定かてい静しずかなら静しずかなら-ば
命令めいれい(なし)—

大事だいじ:形容詞けいようし・形容動詞けいようどうしには 命令めいれい形けいがない。 「高たかい!」 と言いい切きれても、 「高たかけ!」 とは言いえないのが命令めいれい形けいがない 証拠しょうこ です。

5. つまずきやすいポイント

つまずき対処たいしょ
五ご段だん・上一段かみいちだん・下一段しもいちだんの見分みわけがつかない必かならず 「ない」 をつけて 直前ちょくぜん の音おとを 確認かくにん
カ変へん・サ変へんを一段いちだん活用かつようと混同こんどう「来くる」 「する」 だけは例外れいがいと暗記あんき
「食たべる」 を五ご段だんと思おもってしまう「食たべ-ない」 でエ段だん → 下一段しもいちだん
活用かつよう形がたの 並ならび順じゅんが言いえない「ミ・レ・シュ・タ・カ・メ」 の頭文字かしらもじで暗記あんき (未み・連れん・終おわり・体からだ・仮かり・命いのち)

まとめ

  • 十じゅう品詞ひんしのうち 活用かつよう するのは 動詞どうし・形容詞けいようし・形容動詞けいようどうし・助動詞じょどうし の四よん種類しゅるい
  • 動詞どうしの 活用かつよう は 五ご段だん・上一段かみいちだん・下一段しもいちだん・カ変へん・サ変へん の五ご種類しゅるい
  • 活用形かつようけい は 未然みぜん・連用れんよう・終止しゅうし・連体れんたい・仮定かてい・命令めいれい の六むっつ
  • 形容詞けいようし は 「い」、 形容動詞けいようどうし は 「だ」 で言いい切きる。 どちらも 命令めいれい形けいはなし
  • 「来くる」 「する」 は例外れいがいなので表ひょうを丸まる暗記あんき

8. 話し言葉はなしことば と 書き言葉かきことば の違ちがい

中学ちゅうがく 2 年ねんでは、 同おなじ内容ないようを伝つたえる場合ばあいでも 「話はなす」 場面ばめんと 「書かく」 場面ばめんで言葉ことばの形かたちが変かわることを整理せいりします。 用言ようげんの活用かつようを学まなんだ今いま、 文末ぶんまつの形かたちがどう変かわるかも観察かんさつしましょう。

観点かんてん話し言葉はなしことば書き言葉かきことば
場面ばめん会話かいわ・スピーチ・対話たいわ文章ぶんしょう・手紙てがみ・レポート
主語しゅごの省略しょうりゃく多おおい (「行いく?」)少すくない (「あなたは行いきますか」)
文末ぶんまつ「だ・よ・ね」 など終おわり助詞じょし「です・ます・である」 など
反復はんぷく・言いい直なおし多おおい (聞きき手ての反応はんのうで修正しゅうせい)少すくない (推敲すいこうで整ととのえる)
語彙ごいくだけた語かたり・若者わかもの言葉ことばも可か共通きょうつう語ご・標準ひょうじゅん的てきな語彙ごい
漢字かんじかな仮名かなが多おおめ漢字かんじかなのバランスを整ととのえる

例れい — 同おなじ内容ないようを二ふたつの形かたちで

  • 話し言葉はなしことば: 「あした雨あめらしいよ。 傘かさ持もって行いこう」
  • 書き言葉かきことば: 「明日あしたは雨あめが降ふる予報よほうです。 傘かさを持参じさんしましょう」

ポイント:話し言葉はなしことばは 「相手あいての反応はんのうを見みながら修正しゅうせいできる」 が強つよみ。 書き言葉かきことばは 「読よみ返かえして推敲すいこうできる」 が強つよみ。 場面ばめんに応おうじて使つかい分わけましょう。

次の章しょうへ:文法ぶんぽうを学まなんだら、 次つぎは 漢字かんじ。 中なか 2 配当はいとうの漢字かんじ約やく 350-450 字じを体系たいけい的てきに整理せいりし、 同訓異字どうくんいじ・同音異義語どうおんいぎご の書かき分わけを強化きょうかします。

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学がく習しゅうロードマップ(10件けん)
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  2. 2文法ぶんぽう — 品詞ひんし の 復習ふくしゅう と 用言ようげん の 活用かつよう
  3. 3中なか 2 配当はいとう漢字かんじ約やく 400 字じ と 同どう訓くん異字いじ・同音どうおん異義いぎ語ご
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