用語集
古今和歌集こきんわかしゅう
平安時代 に 紀貫之らが編んだ最初の勅撰和歌集。 約 1100 首。
平安時代 に 紀貫之らが編んだ最初の勅撰和歌集。 約 1100 首。
古今和歌集とは、平安時代(10 世紀はじめ)に紀貫之(きのつらゆき)らが編んだ、最初の勅撰(ちょくせん)和歌集です。「勅撰」とは「天皇の命令でまとめられた」という意味です。
| 万葉集 | 古今和歌集 | |
|---|---|---|
| 時代 | 奈良時代 | 平安時代 |
| 歌の数 | 約 4500 首 | 約 1100 首 |
| 歌の感じ | 力強い・素朴 | やさしく美しい |
全 20 巻で、和歌が季節・恋・別れなどのテーマごとに整理されています。小野小町の「花の色はうつりにけりな」などが収められています。
ポイント 万葉集 とくらべると、恋や自然をよんだやわらかい歌が多いのが特徴。後の文学に大きな影響をあたえました。すべてパブリックドメインです。
古今和歌集は、九〇五年ごろに醍醐天皇の勅命で編纂された最初の勅撰和歌集です。撰者は紀貫之・紀友則・凡河内躬恒・壬生忠岑の四人。約千百首を四季・恋・雑などに分類しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成立 | 九〇五年ごろ |
| 位置づけ | 最初の勅撰和歌集 |
| 撰者 | 紀貫之ら四人 |
| 歌風 | たをやめぶり(女性的・優美) |
巻頭に置かれた紀貫之の仮名序は、日本初の体系的な歌論とされます。江戸期の賀茂真淵は、万葉の力強さに対し、古今の繊細で優美な歌風を「たをやめぶり」と評しました。
ポイント 「最初の勅撰集」「仮名序」「たをやめぶり」が三大頻出ポイントです。万葉集(ますらをぶり・最古の私撰的歌集)との対比、新古今集(八番目の勅撰集)への流れもあわせて押さえましょう。