用語集
分極ぶんきょく
ボルタ電池 で 正極 に 水素の泡がつき、 電流 が 弱まる 現象。 中 3 理科 の 重要用語。
ボルタ電池 で 正極 に 水素の泡がつき、 電流 が 弱まる 現象。 中 3 理科 の 重要用語。
分極とは、ボルタ電池を使ううちに、正極(銅板)の表面に水素のあわがたまって電流が弱くなる現象です。
| 分極が起こる電池 | 改良した電池 | |
|---|---|---|
| 例 | ボルタ電池 | ダニエル電池 |
| 正極のようす | 水素のあわがつく | 銅がつくだけで安定 |
ボルタ電池では、正極で水素イオンが電子を受け取って水素の気体になり、銅板をおおって電流を妨げます。このため電圧がすぐ下がってしまいます。ダニエル電池は電解液を2種類に分け、正極で銅が出るようにして、この分極を防いだ電池です。
ポイント 分極はボルタ電池の弱点(正極に水素のあわがつく)。それを解決したのがダニエル電池、という流れで押さえよう。
分極とは、結合や分子の中で正・負の電荷のかたよりが生じることです。結合する 2 原子の電気陰性度に差があると、電子対が電気陰性度の大きい原子側に引き寄せられて起こります。
| 状況 | 結果 |
|---|---|
| 電気陰性度の差が大きい | 結合の分極が大きい(極性が強い) |
| 電気陰性度の差がない | 分極しない(無極性) |
たとえば では電気陰性度の大きい 側がわずかに負()、側がわずかに正()に帯電します。この結合の分極が分子全体で打ち消されなければ極性分子になります。
試験では 「結合の分極があっても、分子の形によって打ち消されれば無極性分子になる」という点が重要(例: は直線形で打ち消され無極性)。電気陰性度の差が分極の原因。