用語集
変位へんい
ある位置から別の位置への移動を、 大きさと向きで表したベクトル量。
ある位置から別の位置への移動を、 大きさと向きで表したベクトル量。
変位とは、ある始点から終点への位置の変化を、大きさと向きで表したベクトル量です。「どこからどこへ動いたか」だけで決まり、途中の道筋には関係しません。
| 変位(ベクトル) | 道のり(スカラー) |
|---|---|
| 始点→終点の直線的な移動 | 実際に通った道筋の長さ |
| 大きさと向きを持つ | 大きさだけ |
| 戻ると 0 になりうる | 動けば必ず増える |
たとえば 1 周 400 m のトラックを 1 周走って元の位置に戻ると、道のりは 400 m ですが変位は 0 です。北へ 30 m 進んで南へ 10 m 戻ると、道のりは 40 m、変位は北へ 20 m です。
試験では 「変位」と「道のり」を区別させる問題が定番。往復や周回では両者が大きく食い違うので、必ず向きを考えて答えよう。
変位は、時刻 での位置から時刻 での位置への符号付き位置変化で、 で求めます。
| 量 | 式 | 性質 |
|---|---|---|
| 変位 | 始点と終点の差(符号付き) | |
| 道のり | 移動距離の総和 |
たとえば m 進んでから m 戻ると、変位は m(最終的に始点から m)ですが道のりは m です。
ポイント 変位は速度をそのまま積分する(絶対値なし)ので、逆向きの移動が相殺される。「結局どれだけ移動したか」が変位、「合計どれだけ動いたか」が道のり。