用語集
寡占かせん
少数の大企業が、 ある商品の市場の大部分を占めている状態。
少数の大企業が、 ある商品の市場の大部分を占めている状態。
寡占とは、ある商品の市場を少数の有力な大企業が支配している状態をいいます。一社だけが独占する独占に近く、競争が不十分になりやすい点で問題視されます。
| 用語 | 状態 |
|---|---|
| 独占 | 一社が市場を支配 |
| 寡占 | 少数の企業が市場を支配 |
| 競争的な市場 | 多数の企業が競争 |
たとえば、ビールや自動車、携帯電話の通信などは少数の大企業が市場の大部分を占める寡占の例です。寡占が進むと、企業どうしの競争がにぶり、価格が下がりにくくなる「価格の下方硬直性」が起きやすくなります。こうした弊害を防ぐため独占禁止法が定められ、公正取引委員会が監視しています。
試験では 「独占=一社」「寡占=少数の企業」の区別が頻出。寡占で競争が弱まり価格が下がりにくくなる点もおさえる。
寡占とは、ある市場で少数の大企業が供給を支配している状態です。自動車・通信・ビール・家電などの産業で多くみられます。
| 寡占市場の特徴 | 内容 |
|---|---|
| 価格の下方硬直性 | コストが下がっても価格が下がりにくい |
| 非価格競争 | 価格以外(広告・デザイン・サービス)で競う |
| 協調のリスク | カルテルやプライス・リーダーシップが起きやすい |
たとえば数社が市場を分け合うと、互いに値下げ競争を避け、有力企業が決めた価格に他社が追随する(プライス・リーダーシップ)ことがあります。価格が下がりにくくなる「下方硬直性」が消費者の不利益となるため、規制の対象になります。
試験では 「寡占=少数の大企業」「価格の下方硬直性」「非価格競争」が頻出。プライス・リーダーシップという用語も押さえましょう。