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第 2 章では、 自分 が住んでいる 市 (区・町・村) をしらべます。 「自分 の市はどんなまちなのか」 を、 地形・土地利用・公共施設 の 3 つの目で見ていきます。
ポイント: 自分 が住んでいる 「市」 は、 ふだんはあたりまえに見えていても、 ちゃんと見直すとたくさんの 特徴 があります。 「同じ市の中でも、 場所 によってようすがぜんぜんちがう」 ことに気付くのがこの章のねらいです。
地形 とは、 土地 の高低 や形 のことです。 自分 の市には、 つぎのような 地形 があるかしらべてみましょう。
| 地形 | くわしく |
|---|---|
| 山 | まわりよりとても高い所。 木が多い |
| 丘陵 | 山ほど高くない、 なだらかな高い土地 |
| 平地 (へいち) | 平らな土地。 田や住宅 が多い |
| 川 | 山から海 (または大きな川) に流れる |
| 盆地 | まわりが山でかこまれた 平地 |
| 海 | 市が海に面しているかどうか |
| 湖 | 大きな水のたまり |
地形 によって、 そこで暮らす人たちの生活 のしかたが変わります。
| 地形 が多い市 | くらしの特徴 |
|---|---|
| 山 が多い市 | 林業 (木を育てる) や観光、 道がせまい |
| 平地 が多い市 | 田や畑、 住宅 が多い、 道がまっすぐ |
| 海 に面した市 | 漁業 (魚をとる)、 港、 工場が海ぞいに多い |
| 川 が多い市 | 田が多い、 川ぞいに道が通る |
大事: 同じ国の中でも、 地形 によってまちの形や仕事 はぜんぜんちがいます。 自分 の市は どんな 地形 の特徴 があるか を、 地図 や写真でたしかめましょう。
「土地利用」 とは、 その土地 が何に使われているか のことです。 同じ市の中でも、 場所 によって使われ方はぜんぜんちがいます。
| しゅるい | くわしく | 地図 の色 (一例) |
|---|---|---|
| 住宅地 | 人が住む家が多い場所 | うすいオレンジ |
| 田や畑 | お米や野菜 を作る場所 | 緑・黄緑 |
| 工場 が多い場所 | 物を作る | むらさき・グレー |
| 商店 が多い場所 | お店が集まる | 黄色・赤 |
| 場所 | 多い 土地利用 | 理由 |
|---|---|---|
| 駅の近く | お店・住宅地 | 人が集まる、 通勤・通学 が便利 |
| 国道 や大通りのそば | 大きなお店・工場 | トラックが通りやすい |
| 山や 丘陵 のそば | 田・畑・林 | 平地 が少ないので住宅 が少ない |
| 海ぞい | 工場・港 | 船で物をはこぶのに便利 |
| 川ぞいの 平地 | 田が多い | 水が引きやすい |
ポイント: 同じ市でも、 「駅のあたりはお店だらけ」 だけど 「市のはしは田ばかり」 というふうに、 場所 によって大きくちがいます。 地図 の 色のちがい をよく見ましょう。
「公共施設」 とは、 市や国が作った、 みんなのための建物 のことです。 「公共」 とは 「みんなのもの」 という意味 で、 1 年間 ずっと出てくる大事なことばです。
| 公共施設 | はたらき |
|---|---|
| 市役所 | 市民のくらしを守る、 戸籍 や税金 のしごと |
| 学校 | 子どもが学ぶ |
| 図書館 | 本を借りられる、 しらべものができる |
| 公民館 | みんなの集まりに使える |
| 公園 | 遊べる、 休める |
| 病院 (公立) | 病気 やケガを治す |
| 消防署 | 火事や救急 のしごと (第 7 章) |
| 警察署 | まちの 安全 を守る (第 8 章) |
公共施設 と同じように大事なのが、 人や物を運ぶ道 です。
| しゅるい | くわしく |
|---|---|
| 国道 | 国が作った大きな道 |
| 県道・市道 | 県や市が作った道 |
| 高速道路 | 車が速く走れる、 トラックが多い |
| 駅 | 電車やバスがとまる |
| 港 | 船がとまる、 海ぞいの市 |
| 空港 | ひこうきがとまる |
大事: 公共施設 や道は 「みんなのお金 (税金)」 で作られています。 だから大切に使い、 きれいに使うのがマナーです。 公園 や図書館は 「自分 の物」 と同じぐらい大事にしましょう。
地図 や本で知るだけでなく、 自分 の足で行って見る ことが社会科の基本 です。
| やり方 | くわしく |
|---|---|
| ① 高い所から見下ろす | 山やビルの 展望台 からまち全体 を見る |
| ② 歩いてまわる | 自分 の足でたしかめる |
| ③ 自転車やバスで行く | 遠い場所 も見られる |
大事: 高い所 (山や 展望台、 ビルの屋上 など安全 な場所) からまちを見ると、 地図 と本当 のまちが どうつながっているか がよく分かります。 「あそこが田ばかり」 「ここはビルばかり」 が一目 で見えます。
| 持ち物 | 何に使うか |
|---|---|
| 白地図 (しろちず) | 気付いたことを書きこむ |
| えんぴつ・けしゴム | 書きこむ |
| 方位磁針 | 北 がどっちか知る |
| 時計 | 何時にどこにいたかメモ |
| メモちょう | 気付きを書く |
| 水筒 | 水分 を取る |
| タオル・ハンカチ | 汗をふく |
| こと | くわしく |
|---|---|
| ① 安全 な場所 から | 高いところのふち、 がけ、 道路 の中央はきけん |
| ② 大人 といっしょに | 1 人で遠くまで行かない |
| ③ 時間 を守る | 暗くなるまでに帰る |
| ④ 写真 は人の顔がうつらないように | プライバシーに配慮 |
しらべたことを、 「わたしたちの市のとくちょう」 としてまとめます。 ここでは 「3 つの目」 で整理 する方法 を紹介 します。
| 目 | しらべること |
|---|---|
| ① 地形 の目 | 山・川・海・平地・盆地 など、 どんな 地形 が多いか |
| ② 土地利用 の目 | 住宅地・田畑・工場・商店、 どこに何が多いか |
| ③ 公共施設 の目 | 市役所・図書館・公園・駅など、 どこにあるか |
たとえば、 ある市をしらべたときにはつぎのように書きます (個人情報 が出ないように 特定 の市名は入れません)。
| 項目 | わたしたちの市 |
|---|---|
| 地形 の特徴 | 平地 が多く、 北に山がある |
| 土地利用 | 駅のそばは 商店 が多く、 はしのほうは田が多い |
| おもな 公共施設 | 市役所 は中央、 図書館 は駅のそば、 大きな 公園 が 2 つ |
| 道・駅 | 国道 が 1 本、 駅が 3 つ |
| 特徴 をひとことで | 「駅のそばはにぎやか、 まわりは田が多い市」 |
ポイント: 大きな都市 に住んでも、 小さな村に住んでも、 どの市にも 「そこだけのよさ」 があります。 自分 の市のよさを見つけて、 「ぼく・わたしの市はここがすごい」 と言えるようになりましょう。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
次の章: 第 3 章では、 この章で出てきた 地図 をもっとくわしく学びます。 方位 (4 方位・8 方位)、 地図記号、 縮尺 など、 地図 を自分 で読める力を身につけます。