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第 4 章では、 わたしたちが毎日食べている お米・野菜・果物 を作る 農家 のしごとを学びます。 第 3 章で出てきた 地図記号 の 「田」「畑」 が、 どんな場所 かが見えてきます。
ポイント: お米や野菜 は、 スーパーのたなにならぶまで 何か月も かかっています。 農家 のくふうと、 自然 との戦いを知ると、 食べ物がもっと大切に思えるようになります。
農家 とは 「畑や田で食べ物や草花を育てる仕事」 をしている人のことです。
| しゅるい | れい |
|---|---|
| 米 (おこめ) | 主食、 田で育てる |
| 野菜 | キャベツ・トマト・ナス・キュウリ・ホウレンソウ |
| 果物 | リンゴ・ミカン・ブドウ・モモ・ナシ |
| 草花 | 切り花、 鉢植え |
| 酪農 (らくのう) | 牛からぎゅうにゅう |
| 養鶏 (ようけい) | にわとりから卵と肉 |
| 田 | 畑 | |
|---|---|---|
| 育てるもの | お米 (いね) | 野菜・果物・小麦 |
| 水の使い方 | たくさんの水をはる | 水はうねにそそぐぐらい |
| 土 | ぬかるんでいる | かわいている |
| 場所 | 平地 や 盆地 が多い | どこでも |
大事: 地図記号 で 「田」 は 「∴」 を横にした形 (いねを切ったあと)、 「畑」 は 「V」 (双葉 = ふたば) で表します。 まわりの色が 緑 の場所 が多いなら、 田や畑が多い市です。
野菜 はしゅるいによって 植える時期 と 取り入れる時期 がちがいます。 ここでは キャベツ をれいに 1 年の流れを見てみます。
| 月 | やること | くわしく |
|---|---|---|
| 1〜2 月 | 土作り | 畑をたがやす、 肥料 をまく |
| 2〜3 月 | たねまき (春物) | ビニールハウスでたねまき |
| 3〜4 月 | 苗を植える | 畑にうねを作り、 苗 (なえ) をうえる |
| 4〜6 月 | 水やり・草とり | 毎日様子 を見る |
| 6〜7 月 | 取り入れ (収穫) | 大きくなったキャベツを 1 つずつ切る |
| 7〜8 月 | 畑を休ませる | 土を元気にする |
| 9 月 | 秋物のたねまき | 涼しくなってから |
| 12 月 | 秋物の 取り入れ | 冬のキャベツ |
| ことば | いみ |
|---|---|
| 苗 | たねから育った小さな植物 |
| うね | 畑で土をもり上げた列 |
| 肥料 | 植物 が大きくなる 「ごはん」 |
| ビニールハウス | ビニールで作った温かい部屋 |
| 収穫 | 育った物を取り入れること |
ポイント: ビニールハウス は 冬でも中が温かい ので、 本当 なら育たない季節 にも野菜 を作れる くふうです。 スーパーで一年中いろいろな野菜 を買えるのは、 このくふうのおかげです。
お米 (いね) は、 春に田に植えて、 秋に取り入れる 1 年がかりの仕事 です。
| 月 | やること | 名前 |
|---|---|---|
| 4 月 | たねをまいて苗を育てる | たねまき |
| 4 月 | 田をたがやす | 田おこし |
| 5 月 | 田に水をはる | 代かき |
| 5〜6 月 | 苗を田に植える | 田植え |
| 6〜8 月 | 水の量を調える、 害虫 を防ぐ | 水の管理 |
| 9〜10 月 | 田の水をぬく | 水落とし |
| 9〜10 月 | いねを切って取り入れる | 稲刈り |
| 10〜11 月 | 米を干す・もみを取る | だっこく |
| 11〜12 月 | 米を出荷する | 出荷 |
| 道具 | はたらき |
|---|---|
| トラクター | 田をたがやす |
| 田植え機 | 苗を 1 列ずつ田に植える |
| コンバイン | いねを切り、 米とわらを分ける |
| 乾燥機 | 米を乾かす |
| 農薬 | 害虫 や病気 からいねを守る |
| 昔 (50 年前) | 今 |
|---|---|
| 牛や馬で田をたがやす | トラクター |
| 1 本ずつ手で苗を植える | 田植え機 |
| かまで 1 株ずつ切る | コンバイン |
| 太陽で自然に干す | 乾燥機 |
| 1 軒で 1 日かかって田植え | 1 時間 で終わる |
大事: コンバイン は 「いねを切る」「米とわらを分ける」「米をタンクにためる」 の 3 つを 同時に できる機械 です。 これのおかげで、 今の農家 は昔より 少ない人数 で広い田を動かせます。
農家 の大変さは、 機械 で楽になっても 「自然 との戦い」 が残ることです。
| 自然 のこと | こまること | くふう |
|---|---|---|
| 台風 | いねがたおれる、 ハウスがこわれる | 台風前に 水をぬく・ハウスを補強 |
| 大雨 | 田が流される | 田の 排水路 をきれいに |
| 日でり | 水が足りない | ため池 から水を引く |
| 寒さ | 苗がこおる | ビニールハウス で温める |
| 害虫 (こうちゅう) | 葉や実が食べられる | 農薬・防虫ネット |
| 病気 | いねや野菜 がかれる | 農薬・健康な苗を選ぶ |
| 野生動物 (シカ・イノシシ・サル) | 作物が食べられる | 電気さく・あみ |
農家 の仕事 は、 季節 によってやることがぜんぜんちがいます。
| 季節 | やること |
|---|---|
| 春 | 土作り・田植え・苗を植える |
| 夏 | 水の管理・害虫 との戦い |
| 秋 | 収穫 (稲刈り・取り入れ) |
| 冬 | 道具の手入れ・次の年の計画 |
ポイント: 「冬は仕事 がない」 と思いがちですが、 冬こそ 道具の手入れ・畑の土作り・ビニールハウス で葉物野菜 など、 次の季節 への大事なじゅんび期間 です。
農家 が作った物が、 どうやってお店までとどくのかを見てみましょう。
| ① 取り入れ (収穫) | 田・畑から取る | | ↓ | | | ② 大きさで分ける (選別) | 大・中・小にわける | | ↓ | | | ③ 箱につめる (箱詰め) | 形をそろえて箱に | | ↓ | | | ④ 農協 (J A) や市場へ | まとめて運ぶ | | ↓ | | | ⑤ 大きな市場 (中央市場) | 値段 が決まる (せり) | | ↓ | | | ⑥ スーパーや 商店 | お客さんの手元へ |
| ことば | いみ |
|---|---|
| 出荷 | 取れた物を売るために送り出す |
| 農協 (J A) | 農家 が集まって作った組合、 まとめて出荷 |
| 市場 (いちば) | 野菜 や魚の売り買いをする場所 |
| せり | いちばん高い値段 を言った人が買える |
| 産地 | その物が作られた場所 |
スーパーの野菜 や果物 には、 「産地: ○○ 県」 と書かれた シール がはられています。
大事: 産地 を見ると、 「このキャベツは遠い ○○ 県から来たんだ」 と分かります。 自分 の市や県で作られた物を 地産地消 と言い、 運ぶ距離 が短くて 新鮮、 農家 への 応援 になります。
毎日食べるごはんも、 給食の野菜 も、 だれかの 農家 さんが 1 年かけて育てて くれたものです。
| 思い出すとき | ことば |
|---|---|
| ごはんの前 | 「いただきます」 = 命をいただく |
| ごはんのあと | 「ごちそうさま」 = 走りまわって用意してくれた人へ |
| 給食で | のこさず食べる |
この章で学んだことをふりかえりましょう。
次の章: 第 5 章では、 農家 が育てたお米や野菜 を使って、 工場 で 食品 やものがどう作られるか を学びます。 機械 でたくさん作るしくみと、 衛生 のくふうをしらべます。