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第 8 章では、 まちを 事故 や 事件 から守っている 警察署 のしごとを学びます。
ポイント: 警察署 と 消防署 は 似ていますが、 守る対象 がちがいます。 消防署 は 「火事 と救急」、 警察署 は 「事故 と事件」 です。 どちらも 24 時間 365 日まちを守ってくれています。
警察署 は、 まちの安全を守る国の機関 です。
| 役名 | しごと |
|---|---|
| 警察官 | 事故・事件 に出動する、 まちを 巡回 する |
| 交番 のおまわりさん | まちの中の小さな 警察署 で働く |
| 通信指令員 | 110番 の電話を受ける |
| 鑑識 課 の人 | 事件 の証拠 を集める (指紋・足跡など) |
| 白バイ 隊員 | 白いバイクで 交通違反 を取り 締まる |
| 項目 | 警察署 | 交番 |
|---|---|---|
| 大きさ | 大きい | 小さい |
| 数 | 1 つの市に 1 〜 数ヵ所 | まちの中にたくさん (300 〜 500 m おき) |
| 24 時間 | いつも開いている | 24 時間 おまわりさんがいる (交替 で) |
| しごと | 事件 の解決・鑑識 など全部 | まちのパトロール・道案内・おとしもの受付 |
警察官 はつぎのことをしています。
| しごと | 中身 |
|---|---|
| 巡回 | まちを歩いたり車で回ったり |
| 交通安全指導 | 学校のそばで朝の横断歩道 |
| 落し物 の受付 | サイフ・カサ・カギなどが届けられる |
| 道案内 | まちの中で道を聞かれる |
| 事件 の 捜査 | ぬすみ・いたずらなどの事件 を調べる |
| 交通違反 の取り 締まり | スピード違反・信号無視を注意 |
| 防犯教室 | 学校で 「不審者に注意」 の話をする |
大事: 警察官 は 事件 が起きた後 だけでなく、 事件 が起きないように防ぐ 仕事もしています。 巡回 や 防犯教室 は 「未然防止 (起きる前に防ぐ)」 という大切な仕事です。
事故 や事件 が起きたときは、 すぐに 110番 に電話します。
| ステップ | やること | 時間 の目安 |
|---|---|---|
| ① | 事件 や事故 を見た人が 110番 に電話 | 0 分 |
| ② | 通信指令員が場しょ・何が起きたかを聞く | 30 秒 |
| ③ | 通信指令員が近い 警察署・交番 に 無線 で指令 | 1 分 |
| ④ | パトカー がサイレンを鳴らして出動 | 2 分 |
| ⑤ | 現場 に到着、 状況確認 | 5 〜 10 分 |
| ⑥ | 必要 なら 救急車・消防車 も呼ぶ | 10 〜 15 分 |
| ⑦ | 事件 を 捜査、 解決 へ | 数時間 〜 数ヵ月 |
| 質問 | 答え方の例 |
|---|---|
| 「事件 ですか、 事故 ですか」 | 「事故 です」 |
| 「場しょはどこですか」 | 「○ ○ 市 ○ ○ 町のコンビニの前です」 |
| 「何が起きましたか」 | 「車と自転車がぶつかりました」 |
| 「けが人はいますか」 | 「おじさんが 倒れています」 |
| 「あなたの名前は」 | 「○ ○ ○ ○ です」 |
| 番号 | 行く先 | こんなとき |
|---|---|---|
| 119番 | 消防署 | 火事・救急 (けが・病気) |
| 110番 | 警察署 | 事件 (ぬすみ・いたずら)・事故・不審者 |
大事: 119 と 110 は 覚えやすい簡単 な番号 です。 子どもでもかけられます。 公衆電話からも 無料 でかけられます。 いざというとき 「どっちがどっち」 と 迷わないよう、 しっかり覚えましょう。
警察官 と一言で言っても、 しごとによっていくつかの種類 があります。
| 種類 | しごとの中身 |
|---|---|
| 交通警察 | 交通整理・交通違反 の取り 締まり・事故 の 捜査 |
| 生活安全警察 | 子どもやお年寄りを守る・防犯教室・不審者対応 |
| 刑事警察 | ぬすみ・大きな事件 を調べる (捜査) |
| 警備警察 | お祭りやスポーツ大会の警備・要人 (大統領など) の警備 |
| 警ら警察 | まちを 巡回 する・交番 で働く |
| 道具・車 | はたらき |
|---|---|
| パトカー | 一番多い警察の車。 サイレンと赤色灯 |
| 白バイ | 渋滞の中でも進める、 スピード違反 を 追える |
| 警察犬 | 犯人や行方不明者をにおいで探す |
| ヘリコプター | 上空から広い 範囲を探す |
| 警察手帳 | 警察官 であることを示す |
| 警棒 | 自分の身を守るため |
| 手錠 | 犯人を 逃がさない |
| 無線機 | 仲間と連絡 |
ポイント: 警察官 は 「まちのお医者さん」 とも言えます。 病気の種類 によってお医者さんの専門 がちがうように、 警察もしごとの種類 によって専門 が分かれています。
交通事故 は、 子どもやお年寄りにとってとても危険 です。 事故 を防ぐために、 まちにはいろいろなくふうがあります。
| 設備 | はたらき |
|---|---|
| 信号機 | 車と人が順番に動く |
| 横断歩道 | 人が安全に道を 渡れる |
| 歩道橋 | 道の上を渡る |
| ガードレール | 歩道と車道を分ける |
| カーブミラー | 見えにくいところを鏡で確かめる |
| 一時停止線 | 車が必ず止まる場しょ |
| 速度標識 | 「スピードはここまで」 を示す |
| 街灯 | 夜道を明るくする |
| 防犯 カメラ | 事故・事件 があったとき確かめられる |
学校の近くには、 スクールゾーン という特別 な区域 があります。
| 中身 | くわしく |
|---|---|
| 時間制限 | 朝 7 〜 9 時、 夕方 14 〜 17 時は車が入れない |
| **緑色の道 | 歩道が緑に 塗られて、 子どもの通り道とわかる |
| 「スクールゾーン」 の標識 | 黄色い看板 |
| 30 km 制限 | スピードをゆっくりに |
| ルール | なぜ |
|---|---|
| ① 信号を守る | 青でわたり、 赤で止まる |
| ② 左右を確かめる | 「右 → 左 → 右」 の順 |
| ③ 横断歩道をわたる | 歩道がない道を 横切らない |
| ④ 道路で遊ばない | ボール遊び・おいかけっこは禁止 |
| ⑤ 自転車は左側 | 道路の左を走る |
| ⑥ ヘルメット をかぶる | 自転車に乗るとき |
| ⑦ 夜は明るい服 | 反射 テープ・ライト |
| 人 | しごと |
|---|---|
| 警察官 | 交通整理 |
| 交通指導員 | 学校の近くで子どもを安全にわたらせる |
| 緑のおばさん | 旗を持って横断歩道に立つ |
| **PTA の親 | 順番で学校のそばに立つ |
大事: 朝の通学路で旗を持って立っている人は、 みんな わたしたちの安全 のためにいます。 通るときに 「おはようございます」「ありがとうございます」 とあいさつしましょう。
警察官 だけでなく、 まちの中の 大人 や 団体 も安全を守っています。
こども110番の家 とは、 子どもが 困ったときに 駆け 込める家や店です。
| しるし | 場しょ |
|---|---|
| 黄色い 「こども 110 番の家」 のステッカー | お店のガラス・家の玄関 |
| こと | くわしく |
|---|---|
| ① 中に入れてくれる | 不審者から守ってくれる |
| ② 警察に連絡 する | 110番 をかけてくれる |
| ③ おうちの人に連絡 | 親に電話してくれる |
| ④ 安全になるまで 預かる | 落ち着くまでそばにいてくれる |
| 人・団体 | 役割 |
|---|---|
| 自治会 | まちの集まり。 防犯 パトロールをする |
| 防犯 [パトロール] | 夜や朝にまちを見回る |
| 民生委員 | お年寄りや子どもの様子を見守る |
| セーフティーパトロール | 学校の 周りを見回るボランティア |
| 商店街 の店員 | 子どもに声をかけてくれる |
まちには、 「地域安全マップ」 という地図があります。 これは 「どこが安全で、 どこが 危ないか」 を書いた地図です。
| 書かれていること | 例 |
|---|---|
| 危ない場しょ | くらい道、 人が少ない公園、 建設中の場しょ |
| 安全な場しょ | こども110番の家、 交番、 ふだん開いている店 |
| 避難場しょ | 学校・公園 (大きな災害 のとき) |
ポイント: 自分の 通学路 や 遊びに行く場しょ の 「地域安全マップ」 を、 おうちの人と一緒 に作ってみましょう。 どこに こども110番の家 があるか知っておくだけで、 いざというとき助かります。
まちの中で、 知らない大人 から声をかけられたり、 ついてこられたりすることがあるかもしれません。 つぎのことをしっかり守りましょう。
「いかのおすし」 は、 不審者から身を守るための 5 つの約束 の 頭文字を取ったものです。
| 文字 | 意味 |
|---|---|
| い | いかない (知らない人について いかない) |
| か | (車に) のらない (知らない人の車に のらない) |
| お | おおきな声 を出す (「助けて !」) |
| す | すぐに 逃げる (こども110番の家 へ) |
| し | しらせる (おうちの人・先生・警察官 に) |
| きまり | なぜ |
|---|---|
| ① 「お母さんが病気」 という 嘘 を信じない | 子どもを連れ去る手口 |
| ② 「お菓子をあげる」 「子犬を見せる」 に乗らない | 知らない人から物をもらわない |
| ③ 道を聞かれても一緒に行かない | 大人 が子どもに道を聞くのはおかしい |
| ④ 遊びに行くときは場しょを言う | おうちの人が探せる |
| ⑤ 暗い道を 1 人で歩かない | 友だちと一緒に・明るい道を |
| ⑥ 防犯ベル を持つ | いざというとき鳴らす |
| ⑦ エレベーターでは知らない人と 2 人にならない | 階段を使うか、 ほかの人と一緒に |
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① | 知らない人が近づいてきたら 離れる |
| ② | 「助けて !」 と大きな声を出す |
| ③ | こども110番の家 やお店に 駆け 込む |
| ④ | おうちの人・先生・警察官 に すぐ知らせる |
| ⑤ | 110番 をかける (大人 がいないとき) |
大事: 警察官 や 交通指導員 や こども110番の家 の人は、 わたしたちの安全 のために力を貸してくれています。 まちの中で 警察官 や 交番 を見かけたら、 「ここに助けてくれる人がいる」 と安心してください。 また、 朝の横断歩道で旗を持ってくれる人には 「ありがとう」 と言いましょう。
次の章: 第 9 章では、 「昔のくらしと道具」 を学びます。 第 7 章・第 8 章で学んだ 「まちを守る人」 は昔からいましたが、 道具 や仕組みは大きく変わりました。 100 年前のくらしはどんなだったのか、 一緒に [タイムスリップ] してみましょう。