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第 6 章では、 わたしたちが毎日食物や生活用品を買っている 店 で働く人々のしごとを学びます。
ポイント: 「店」 はただ物を売っているだけではありません。 どこから仕入れ、 どう並べ、 どうお客に来てもらうか、 たくさんの人がくふうをしながら働いています。 「物を売る」 というしごとの中身を知ってみましょう。
わたしたちのまちには、 いろいろな店があります。 売っている物・大きさ・お客の数がちがいます。
| しゅるい | とくちょう | れい |
|---|---|---|
| スーパーマーケット | 食物や日用品を 1 つの店でたくさん売る。 駐車場 が広い | 大きな食品店 |
| コンビニ | 24 時間 あいている小さな店。 おにぎり・お菓子・しんぶんなど | 駅前や道沿いに多い |
| 商店街 | 道にそって小さな店が並ぶ。 八百屋・魚屋・肉屋・パン屋など | 駅前や古い通り |
| 専門店 | 1 つのしゅるいだけをくわしく売る | 文房具店・くつ店 |
| 大型店 (デパート・ショッピングモール) | いくつもの店が 1 つの建物物に入っている | 駅前やまちの中心 |
| 買い物のとき | 行く店 |
|---|---|
| 1 週間分の食材 をまとめて買う | スーパーマーケット |
| 急に牛乳 がほしい (夜) | コンビニ |
| 新鮮 な魚や野菜 を買う | 商店街 の専門店 |
| 服やくつをゆっくり選ぶ | デパート・ショッピングモール |
大事: どの店にも 強み があります。 スーパーマーケット は 「安くて何でもそろう」、 商店街 の専門店は 「くわしい店員と新鮮 な物」、 コンビニは 「早くて近い」 が強みです。 お客はそれぞれの強みを使い分けています。
スーパーマーケット は、 朝早くから夜遅くまでお客をむかえています。 その中で働く人たちは、 どんな 1 日を送っているのでしょう。
| 時間 | やること | 担当 する人 |
|---|---|---|
| 早朝 (5 時) | 仕入れ た品物がトラックで着く | 仕入れ担当・荷受け担当 |
| 午前 (7 時) | 野菜・魚を切る、 おそうざいを作る | 加工担当・調理担当 |
| 午前 (9 時) | お店の 開店、 商品 を 陳列 | 陳列担当 |
| 昼 (12 時) | お客が多い時間。 レジ がいそがしい | レジ担当 |
| 午後 (15 時) | 売れた分をおぎなう (おぎない補充) | 陳列担当 |
| 夕方 (17 時) | 夕食 の買い物でお客が多い | レジ・陳列全員 |
| 夜 (20 時) | 特売 や値下げシール | 加工・陳列担当 |
| 閉店後 (22 時) | 売れ残りのかたづけ・店内清掃 | 清掃担当 |
| 担当 | しごと |
|---|---|
| 仕入れ担当 | どこからいくらで何を買うかを決める。 売れ行きを見て量を調整 |
| 加工担当 | 魚を切る、 肉を パック する、 野菜 を 袋につめる |
| 陳列担当 | 棚に商品 を並べる。 古い物を前に出して売り切る (先入れ先出し) |
| レジ担当 | お会計 とお金の 受けわたし。 笑顔 であいさつ |
| 品質管理担当 | 賞味期限限のチェック、 食品 がいたんでいないか確かめる |
ポイント: 1 つの スーパーマーケット では、 何十人もの人が役割分担 をして働いています。 「お客が安心して買い物できる」 よう、 みんなで力を合わせています。
店は、 ただ商品 を並べておくだけではお客は来ません。 「この店に行きたい」 と思ってもらうくふうがたくさんあります。
| くふう | 中身 |
|---|---|
| チラシ | しんぶんやポストに入れて、 特売商品 を知らせる |
| 特売 | 「今日だけ安い」 という日を作る (例: 火曜日は卵安売り) |
| ポイントカード | 買い物ごとに ポイント がたまる、 後で値引き |
| 試食 | 新しい商品 を少し 食てもらう |
| 笑顔 とあいさつ | 「いらっしゃいませ」 「ありがとうございました」 |
| BGM と アナウンス | お店のふんいきを良くする |
| 場しょ | 並べ方 | ねらい |
|---|---|---|
| 入り口すぐ | 野菜・果物 (色がきれい) | お客を中に引きこむ |
| 通路 のおく | 牛乳・パン (毎日買う物) | 店のおくまで入ってもらう |
| レジ のそば | お菓子・ガム (小さい物) | レジ待ちの間に思い出して買う |
| 子どもの目の高さ | 子ども向けのお菓子 | 子どもが 「ほしい」 と言う |
スーパーマーケット は季節 に合わせて商品 を入れかえます。
| 季節 | 売れ筋の商品 |
|---|---|
| 春 | いちご・たけのこ・お花見用のおべんとう |
| 夏 | スイカ・かき氷・冷やし中華・麦茶 |
| 秋 | さんま・さつまいも・きのこ |
| 冬 | みかん・なべ用の野菜・餅 |
大事: 店で働く人は、 「お客がほしいものを、 ほしいときに出す」 というくふうをいつも考えています。 ただ物を並べるのではなく、 季節 や行事 (お正月・節分・ひな祭りなど) に合わせて売り場を変えています。
スーパーマーケット で 食物を見ると、 値段 のそばに 「産地」 という表示 があります。 これは 「その 食物がどこで作られたか」 を教えてくれるしるしです。
| 食物 | 産地 の例 (国内) | 産地 の例 (国外) |
|---|---|---|
| キャベツ | 群馬・愛知・千葉 | (ほとんどが国内) |
| トマト | 熊本・北海道・愛知 | (ほとんどが国内) |
| バナナ | (ほとんど作っていない) | フィリピン・エクアドル |
| 牛肉 | 北海道・鹿児島・宮 崎 | アメリカ・オーストラリア |
| 鮭 (さけ) | 北海道・岩 手 | チリ・ノルウェー |
| お米 | 新潟・北海道・秋 田 | (ほとんど国内) |
| 理由 | くわしく |
|---|---|
| ① 安心 のため | どこで作られたかわかれば安心して買える |
| ② 法律 で決まっている | 「食品表示 法」 というルールがある |
| ③ お客が 選ぶ ために | 「国産 がいい」 「お得な物がいい」 など、 お客が自分で選べる |
| 食物 | 主な産地 |
|---|---|
| お米 | 国内 がほぼ 100 % |
| 野菜 (生 のもの) | 国内 が多い |
| 果物 (バナナ・パイナップル) | 国外 が多い |
| 肉 (牛肉) | 国内 と国外 が半分ずつ |
| 魚 (天然 の物) | 国内・国外 さまざま |
ポイント: 食物は 遠くから運ばれてくる物 もたくさんあります。 トラック・船・飛 行 機 で何千 km も運ばれるので、 道中が大変です。 産地 を見ると、 「この 食物はどんな旅をしてきたか」 がわかります。
商店街 と スーパーマーケット やショッピングモールのような大型店、 どちらもわたしたちの生活を支えています。 どのようなちがいがあるのでしょうか。
| 項目 | 商店街 | 大型店 |
|---|---|---|
| 店の大きさ | 1 つずつは小さい | とても大きい |
| 売っている物 | 1 つの店は 1 つのしゅるい (魚・肉・野菜 など) | 何でもそろう |
| 店員 | 店の人と 顔 なじみになれる | 担当 が分かれている |
| 値段 | 店ごとに決まる | まとめ仕入れで安くできる |
| 新鮮 さ | その日に仕入れた物が多い | 数日分を仕入れ |
| お客との会話 | 「今日のおすすめはね」 「これどう食べるの」 | 短い |
| 駐車場 | 少ない | 広い |
近ごろ、 商店街のお店がへっているまちもあります。
| 理由 | くわしく |
|---|---|
| ① 大型店が近くにできた | お客がそちらに行く |
| ② 後継ぎ がいない | お店をつぐ子どもがいない |
| ③ 車社会 | 駐車場 がない商店街に行きづらい |
| ④ ネット通販 | 家で買えて届く |
| くふう | くわしく |
|---|---|
| 祭り や イベント | 夏祭り・歳末大売出し |
| スタンプラリー | いくつかの店をまわると景品 |
| 共通 駐車場 | みんなでお金を出して作る |
| 配達 サービス | お年寄りの家まで届ける |
大事: 商店街 と大型店はどちらが良いとか悪いとかではありません。 それぞれの 強み を知って、 お客が使い分けているのです。 自分のまちの商店街にはどんな店があるか、 一度ゆっくり歩いてみましょう。
スーパーマーケット や 商店街 で買い物をするときは、 つぎのマナーを守りましょう。
| マナー | なぜ |
|---|---|
| ① 店内で走らない | お客とぶつかる・商品 が落ちる・けがの元 |
| ② 商品 をむやみに 触らない | 食品 がいたむ・他のお客が買えなくなる |
| ③ 食ながら歩かない | お金をはらう前に食べるのはいけない |
| ④ 試食 は 1 つだけ | みんなが食べられるように |
| ⑤ レジ では静かに並ぶ | 横入りはしない |
| ⑥ 「ありがとう」 を言う | 店の人も気持ちよく働ける |
| ⑦ ポイ捨て しない | お菓子の 袋 やペットボトルは持ち帰る |
| ⑧ 駐車場 では注意 | 車が通るので大人 といっしょに |
大事: 店はみんなが使う 公共 の場 です。 「自分だけ良ければ」 ではなく、 「ほかのお客や店員さんも気持ち良く」 を心がけましょう。 店の人は、 朝早くから夜遅くまでわたしたちの生活を支えてくれています。 「ありがとう」 の一言 が大切です。
次の章: 第 7 章では、 「火事からまちを守る」 = 消防署のしごとを学びます。 第 6 章で学んだ 「店で働く人」 と同じように、 まちを支えてくれる人たちがいます。 その人たちがどんな訓練 をして、 どんな道具 を使っているのか、 一緒に見ていきましょう。