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第 2 章 で 発芽 を 学びました。 第 3 章 では、 発芽 の あと に 起こる 「成長」 と、 花 が さいて 「結実」 する しくみ を 学びます。
ポイント: 第 2 章 の 発芽 に は 日光 も 肥料 も 必要 なかった。 第 3 章 の 成長 に は どちら も 必要 に なります。 「発芽 と 成長 は 別物」 が 大事 な ポイント です。
発芽 が 終わった あと、 植物 が 大きく 育つ ため に は 何 が 必要 でしょうか。 これ も 条件制御 で たしかめます。
| 条件 | A | B |
|---|---|---|
| **[[日光 | にっこう]]** ← 変える | あり (窓) |
| そろえる: 水 | あり | あり |
| そろえる: [[肥料 | ひりょう]] | あり |
| そろえる: 温度・植物 | 同じ | 同じ |
結果: A は しっかり 育つ。 B は 茎 が ひょろひょろ で 葉 が 黄色く なる。 → 成長 に は 日光 が 必要
| 条件 | A | B |
|---|---|---|
| **[[肥料 | ひりょう]]** ← 変える | 入った 水 |
| そろえる: [[日光 | にっこう]]・水・温度 | 同じ |
結果: A は しっかり 育つ。 B は 弱々しく 育つ。 → 成長 に は 肥料 (養分) が 必要
| 条件 | 発芽 に | 成長 に | |---|:---:|:---:| | 水 | ○ 必要 | ○ 必要 | | 空気 | ○ 必要 | ○ 必要 | | 適当な温度 | ○ 必要 | ○ 必要 | | 日光 | × 必要 なし | ○ 必要 | | 肥料 | × 必要 なし | ○ 必要 |
大事: 発芽 と 成長 の 必要 な 条件 が ちがう こと は テスト で よく 問われ ます。 表 を おぼえ ましょう。
植物 が ある 程度成長 する と、 やがて 花 が さきます。 花 の つくり を 観察 しましょう。
アサガオ は 1 つ の 花 の 中 に おしべ と めしべ の 両方 が ある 両性花 (りょうせいか) です。
| 部分 | はたらき |
|---|---|
| がく | 花全体 を 下 から ささえる |
| 花びら | 虫 を 呼ぶ ため に 目立つ 色・形 |
| おしべ | 先端 に [[花粉 |
| めしべ | 真ん中 に 1 本、 先端 が ふくらんで いる。 [[受粉 |
| **[[子房 | しぼう]]** (しぼう) |
ヘチマ は 1 つ の 花 に おしべ か めしべ の どちら か しか ない 単性花 (たんせいか) です。 同じ 株 (なえ) に おばな と めばな が べつべつ に さきます。
| 花 の 種類 | 中身 | とくちょう |
|---|---|---|
| おばな | おしべ のみ (5 本) | 子房 が ない、 実 に なら ない |
| めばな | めしべ のみ (1 本) | 花 の 下 に ふくらみ ([[子房 |
ポイント: ヘチマ の 花 を よく 見ると、 下 に 「ヘチマ の 形」 を した ふくらみ が ある の が めばな、 ない の が おばな です。 めばな が 受粉 する と、 ふくらみ が そのまま ヘチマ の 実 に なります。
| 種類 | れい |
|---|---|
| **[[両性花 | りょうせいか]]** |
| **[[単性花 | たんせいか]]** |
おしべ の 先端 (やく) に は 花粉 が たくさん あります。 第 1 章 で 学んだ 顕微鏡 で 観察 しましょう。
| 植物 | 花粉 の 形 | |---|---| | アサガオ | まる い、 表面 に トゲ が ある | | ヘチマ | やや 楕円 (たまご 形) | | ホウセンカ | 細長い | | マツ | 両がわ に 風船 の よう な ふくろ (空気袋)。 風 で 飛びやすい |
ポイント: マツ の 花粉 の 「空気袋」 は とくに 特徴的。 風 で 遠く まで 飛ぶ ため の くふう です。 マツ は 風ばい花 (風媒花) と 言います。
受粉 (じゅふん) と は、 「おしべ の 花粉 が めしべ の 先端 (柱頭) に つく こと」 です。
花粉 は どう やって めしべ に 運ばれる でしょうか。 主な 運び 手 は つぎ の 通り。
| 運び 手 | 例 |
|---|---|
| こん虫 ([[虫媒花 | ちゅうばいか]]) |
| 風 ([[風媒花 | ふうばいか]]) |
| 水 | 水草 (キンギョモ など) の 一部 |
| 人 (人工[[受粉 | じゅふん]]) |
大事: アサガオ や サクラ は 虫媒花 で 花粉 が べたべた して いる (虫 の 体 に つきやすい)。 マツ や スギ は 風媒花 で 花粉 が 軽く て さらさら して いる (風 で 飛びやすい)。 形 と はたらき が つながって います。
「受粉 しない と 実 は できない の か」 を 条件制御 で たしかめます。 ヘチマ (単性花) を 使う と わかりやすい です。
ヘチマ の つぼみ の うち の めばな を 2 つ 選び、 開く 直前 に 袋 を かぶせ ます (虫 が 来 ない ように)。
| 条件 | A (受粉 する) | B (受粉 しない) |
|---|---|---|
| 開花 まで | 袋 を かぶせる | 袋 を かぶせる |
| 花 が 開いたら | 袋 を 外す → **おばな の [[花粉 | かふん]] を 筆 で つける** → また 袋 を かぶせる |
| そろえる: 株・水・温度・[[日光 | にっこう]] | 同じ |
| | A (受粉 あり) | B (受粉 なし) | |---|---|---| | 数日後 | 花 の 下 の ふくらみ が 大きく なる → ヘチマ の 実 に なる | 花 が しおれて 実 に ならず 落ちる |
大事: 袋 を かぶせる の は、 「受粉 しない」 と いう 条件 を 確実 に つくる ため。 自然 に まかせる と 虫 が 花粉 を 運んで しまい、 比較 が できません。
受粉 の あと、 花 の 中 で つぎ の 変化 が 起こり ます。
| 順番 | 起こる こと |
|---|---|
| ① [[受粉 | じゅふん]] |
| ② 受精 | [[花粉 |
| ③ [[子房 | しぼう]] が 育つ |
| ④ [[胚珠 | はいしゅ]] が 育つ |
| ⑤ 完成 | 実 の 中 に [[種子 |
ポイント: 「実 の 中 に 種子 が できる」 こと は、 第 2 章 の 発芽 と つながる 大事 な 流れ です。 「種子 → 発芽 → 成長 → 開花 → 受粉 → 結実 → 種子」 で 生命 が つながり ます。 これ が 5 年生 B 領域 の 大きな テーマ 「生命 の 連続性」 です。
次の 章: 第 4 章 では、 動物 の 「誕生」 を 学びます。 メダカ の たまご の 中 で どう 育つ か、 人 が 母親 の 子宮 の 中 で どう 育つ か。 植物 (種子 → 実) と 動物 (受精卵 → 子) で、 「生命 の 連続性」 を つなげて 考えましょう。